岡崎律子さんといい、今年はなんて年なんだろう。

 ちょっと余裕が出てきたのでふらふらと
ネットサーフィンをしてたら、秋吉契里さんが
他界されていた
そうです。ご存じの方は
少ないかもしれませんが、落ち着いた声と
ちょっとシュールな詩の世界がとっても
好きだったんですよね。活動自体は1999年から
行われておらず、「どこかで歌ってくれていれば
いいのになあ」と思っていたんですが、実際は
闘病中だったんですね…。

私がはじめて契里さんを知ったのは、3rdシングルの
「熱くならなきゃだめ これも恋だから」という
曲でした。当時はまだJapanese Dreamを聞いており、
その中でかかっていた曲というよりも「やたら
タイトルの長い曲を出す人だなあ」という印象が
強かったのですが、それでも何曲も聞いてると
「けっこう歌唱力のある人なんだ」ということが
わかってきました。

そんな中、「無力」が「せつない TOKYO HEART BREAK」
オープニングテーマになってイメージアルバムに
収録されたのですが、この曲は何度聞いても
「いい曲だ」と思いますね。それをきっかけに、
去年はアルバム「存在」を買い、「やっぱり彼女の
作るうたの世界はいいなあ。いつか、彼女が歌ってる
ところを見たいなあ」と思っていたんですが、
それは叶わぬ夢になってしまいました。

 今は、ただただ彼女のご冥福をお祈りすることしか
できません。彼女が作ってきた歌はあんまり知られて
ないかもしれないけど、ずっと大切にしていこうと
心に誓います。

*最近「せつない TOKYO HEART BREAK」で検索して
このBlogへ来られる方がいたんですが、そういう
ことだったんですね。まさか、そんなことが
起こっていたとは全く知りませんでした…。