昨日から今日にかけて、大阪市住之江区にある「名村造船所」跡地
行われた「NAMURA ART MEETING Vol.00」に参加してきました。
本当は明日の朝5時まで都合36時間あるんですが、さすがに
そこまで体力が持ちそうになかったのでクルージングが終わった
段階で抜けてきています。それでも、かなり刺激をいっぱい
もらいましたね。

 友人からこのイベントを聞いたときにすぐ「行きたい」と
思ったのは、以前このあたりを歩いたときに感じた「不思議な
空気」でした。私自身が工業地帯にあまり足を運ばないせいか、
千本松大橋を渡ってから見える工場群に圧倒されたのを
今でも鮮明に覚えています。おそらく、5年は前の話です。

 そんな工業地帯の、さらに造船所の跡地を見ることが
できると聞いてかなり期待していたんですが、そこで
見ることができた景色は期待以上のものでした。写真撮影は
できなかったのですが、この跡地の対岸には船町という
大阪でも屈指の工場が建ち並ぶ島が見え、それがさらに
この跡地を寂しく見せているように見えましたから。

 そこで行われたイベントでも、「表現者」という普段の
私とはほとんど関わりのない人たちの話が中心であるにも
かかわらず、ここで出したようにさまざまな「気づき」を
与えてくれたと思っています。このイベント、これから
30年にわたって続けていかれるそうで、これからどのような
展開が見られるのかも非常に楽しみです。短い時間でしたが
(といっても22時間くらいいたのか)、非常に中身の濃い
イベントだったと思います。