20240814_145035
この夏新潟へ行く用事があったので、少し足を伸ばして能登へ行くことにしました。そろそろ阪神・淡路大震災から30年が経ちますが、いまでも時間があれば被災地を見ておきたくなるのです。今回は時間の都合もあり、穴水と輪島へ行ってまいりました。

まずはのと鉄道で穴水へ行きました。まだ壊れている建物もあり、解体中の建物はありましたけどそういえば更地はあまり見なかったような気がします。駅前の図書館とかがある建物にボランティアセンターがありました。
20240814_093048
20240814_100753
20240814_105818
20240814_112310
20240814_102241

そこからバスで輪島へ行きました。まずびっくりしたのは横倒しになったビルがそのままになっていたことです。杭が外れたのか、基礎からごっそりやられていました。
20240814_142158

20240814_142211
20240814_142306
そして少し海のほうへあるくと、やっぱりここも壊れたままの建物が多かったです。このあたりは特に自分の平衡感覚がわからなくなるくらい傾いた家が多かったです。
20240814_134349
20240814_135054
20240814_142659
20240814_142747

そして輪島朝市のあたりで起こった火災の焼け跡もほぼそのままの形で残っていました。神戸時代は割と自由に入れた気がしますが今はしっかり立入禁止になっております。
20240814_135656
20240814_135803
20240814_135905
20240814_135916
20240814_140020
20240814_141629

全体的に「まだ復興の手もつけられていない」印象がありましたが、それは奥能登のほうが被害がひどく、そちらを優先してるのかなと感じています(穴水とか世間的には被害があったとは思われていないかも)。ただ、熊本のときは264日でほぼ片付けが終わってたことを考えるとやはり遅いかなあとも思いまして、それだけ被害の範囲が大きいのが難しくしているのかもしれません。

今回状況が読めなかったので穴水で約3時間30分、輪島で1時間20分という滞在時間にしたのですが、輪島駅に飲食店もお土産屋さんもあったのでもう少し輪島での滞在時間を延ばしてもよかったかなと思いました。珠洲のほうはさらに状況が読めないので行けるとしてももう少し先になりそうですが、ずっと気になっているので落ち着いたらまたいきたいと思っております。