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ラインナップを見たとき「あ、これおもしろそう。土曜だし神戸でも行けるな」と思ったわけで、こりゃ行くしかないだろうとPADOMAまでやってまいりました。



PADOMAにはじめて来ましたが、ART HOUSEは横に長いハコだったけどステージが狭くなったぶん小さくなったように感じたかな。さて今年もぼちぼちと、まだまだリハビリ中ですがのんびりやっていきましょう。

*Limonium
Vo&Gt,Gt,Ba,Drのフォーピースで、Vo&Gtは女性です。けっこうお客さん来てるなと思ったらGtがここで働いてるそうで、いい感じにいじられておりました。
全体的な感想としては「こねすぎ」というか「考えすぎ」というか。声にしても歌詞にしてもすっごく練られてるのがわかっt、でもその分だけ「パワーがなくなってしまう」印象を持ったのです。特に声は普通にシャウトしてたほうが出てたので、その声を曲のなかで使うとかもっと届かせる方法はあるように思いました。

*The American Cheergirl
Vo&Gt,Ba,Dr,Key&マニピュレーターの男性4人組。こういうバンドがかっこいいと思えるのは世代もあるんだろうか。
曲も歌詞もわかりやすいし、声にも適当なざらっと感があって。その世界が90年代後半のバンドと近かったのもあって一気に引き込まれていきました。ただ誰っぽいかと言われると難しかったんよな、ドミンゴスからコミックさを抜いた感じが近そうだけどオセロケッツとかだっけか。

*ITAZURA STORE
Vo&miniKey&Flute,Ba,Dr,Keyの女性4人組。いやなんてーか、こういう世界を表現できなかったのがちょっと悔しいなあ。
編成的にピアノトリオだしジャジーな雰囲気もあるけど曲調としてはそうでもなく、ただ割とめちゃくちゃな音程をしっかり処理できるくらいにVoは歌唱力があるなあと感じてて。とりあえず「ギャルバンでもアイドルでもない」ってことはわかったけど、こういう音楽をどう説明すればいいかわからなかったのは最近のトレンドについていってないとこもあるのかなあと反省しきりでした。やっぱちゃんと見なきゃあかんねえ。

*地下道を往く
女性Vo&Gt,女性Ba,男性Drのスリーピース。ぱっと聞いたときに「HAL FROM APOLLO ‘69みたい」と思いましたが、審議のほどはわかりません。
割と叫んでる系の声だけどあんま客席まで届いてないように感じたのと、同じような声が続いてたから最後のほうはちょっと飽きちゃったかなあ。もう少し「おっ」と思わせる工夫をしてたほうがいいのかも、1曲の中でも抑揚をつけることはできると思うし、

*SMITHMISS
Vo&Gt,Drの男性2人組。音が入ったとき「ドブロクみたい」と思ったんだ、
それはおそらくポエトリーリーディングに近い曲が大きくて、そのなかでもしっかり抑揚を見せているところも似てるなあと思ってて。あの感じもジャンルとしてあるんだな、それがわかったのも収穫だったり。