なにやら入江さんとオクイさんが昨年崩れて好評だったとかで、こんどは小平にて行うそうで。「あ、この日なら行ける」と思ってチケットを押さえましたが、正直なにが起こるかはよくわかってなかったのです。
はじまって30分くらいで思ったのは「これを見るためにここまで来たのか」でした。言葉で伝えられる自信がまったくないのですが、「美容院で髪を洗う場所を間違えて崩れる」とか「ボウリングで3チームがほぼ同時にスペアを出して崩れる」などの演目がありまして、それでなにが起きているのかを想像していただければと思います。
個人的にすごいなあと思ったのが自己紹介を兼ねた「実録 俺たちの崩れる」で、まずそういうエピソードが出てこないんですよ。性格によるところも大きいんでしょうけど、ああいうのがすぐ出てくるというだけで尊敬の眼差しを向けておりました。どうなんだろな、たぶんそういうものの見方をしてないんだろうなあ。
入江さんは桃太郎で崩れ倒していましたし、オクイさんも寸劇「クズレルズは崩れる」で見せ場を出していました。そして入手さんも「年越しカウントダウン崩れる」でダンスを披露しており、この3人が軸として回るのは仕方ないというか。他のメンバーもしっかり崩れていましたし、やっぱり「ここまで来てなにを見に来たのか」という概念まで崩れていった時間となりました。最後はカーテンコールでスタンディングオベーションをしながらみんなで崩れましたし。
