どちらもチャンスはあったけどボールはほとんどヴィッセルが握ってて、それだけ怖い場面のほうが多かったかなあという前半でした。なんとかスコアレスで折り返せたことが勝因のひとつなのかなあと終わってみれば思います。
そして後半は最初からめまぐるしく動きました。後半4分で初瀬に先制弾を許しますが、あれイニエスタがゴール前に入ったことで慌ててクリアしたら初瀬の前にこぼれてしまったのかな。イニエスタは随所で川崎を置いてきぼりにしてたしうまさを見せていましたが、それだけでは点を入れることができないんですよね。
ただまだ時間はあるし、あきらめている選手は誰一人としていませんでした。後半10分、冷静に考えると普段のポジションとは逆にいた荻原のゴールで同点に追いつき、その3分後には宮吉が逆転ゴールを叩き込みます。そのあともやっぱりボールを握られることで危ない場面はけっこうあったのですがなんとか同点弾は許さず、最後に川崎の飛び出しから交代したばかりの山田楓喜がだめ押し弾を入れて試合を締めることになりました。楓喜はJリーグ初ゴールですね、ここで結果を出したことが自信につながってもらえればと思います。
そういえば先週のサンガさんは感染者が増えたことで練習ができず、今日のメンバーを見るに攻撃的な選手がベンチにあまりいないことでも影響がかなりあったようです。それでもきちんと勝てたことで次につながりますし、まずは勝ち点を積み重ねることができてほんとによかったです。さあ次はガンバ戦か、よりによって水曜だし見られるか微妙だけど負けたくない相手がつづくなあ。それがJ1という舞台だし、そこに居続けることができるかはまだまだわからないんだ。