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今日のサンガさんはセレッソとのアウェイでした。去年までなら簡単にできただろうあれこれがまったく通用しないことにJ1を実感しておりますが、それでも勝ち点を拾えているのは強いチームになってるということなのかもしれません。


 ボールの収まりかたとか技術的なところを見ていても、力はセレッソのほうが上だったように思いました。それだけに「前半0-0で御の字」と思っていたのですが、34分にコーナーキックから竹富が決めたようで(実はゴール入ったのかも見えてなかった)先制をしてしまいます。さすがにそこでセレッソもギアを上げ、前半こそそのまま終わりましたが後半開始直後に割と簡単に抜け出されて同点となりました。

そのあとの展開はサンガさんもボールを持って「角を取る」ことはできるもののゴール前に人がおらず決められない展開が続き、そうこうしているうちにセレッソがギアを上げて仕掛けられることが増えてきます。フリーキックが壁に当たってセレッソのほうにこぼれ大ピンチになる場面もありましたが上福元のビッグセーブで得点は許さず、終わってみれば1-1のドローでした。

どちらにもチャンスはあったけど決めきれなかった試合とも言えますが、昇格して間もないサンガさんにとっては「負けなかった」ことをポジティブにとらえられる試合でした。前節もだけど90分が短かったからな、それだけ密度の濃い試合ができてるということですよね。さてルヴァンカップを挟んで来週はジュビロ戦、昨年2試合とも完敗を喫した相手にどこまでできるかは今年を占う上でも重要になるでしょう。相性もよくないだけに、ここで勝てれば勢いもつきそうだぞ。