ある程度開演時間は予想していたはずが、どこで見込み違えたか結局は(実質的な)開演時間の15分前に着いてしまったようです。本日は開演が遅くても持ち時間長めなスリーマン、まあぼちぼちやっていきましょう。
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男性Gt,男性Dr,女性Keyの3人組で、コーラスというか声もけっこう入ってたり。「曲がなくて引っ張れるだけ引っ張った」結果、持ち時間40分をきっちり使ったのはさすがでした。
どうなりたいかにもよるけど、いまの状態だとちょっと声が中途半端だなあと感じたかな。歌詞はなかったのでヴォーカルとして出してるわけじゃないと思うけど、声を「楽器として」使うには甘いところが目立つ場面もあって。たとえばインストバンドとしてのバランスを意識してみて、そこから彼らの色を出していけばおもしろくなるのかもと思いました。
Vo&Gt,Gt,Ba,Drの男性フォーピース。うん、まあそのMCでさだまさしになるのは難しいんじゃないかなあ(謎)。
やっぱハードロック寄りなのかな、世界的にジャカランタンとかとも似てるものがあってそうなんだなあと思ったり。とはいえやっぱもう少し声にパワーがほしいかな、もちっと前に出てくるだけでもけっこう変わりそうに思えたし。
Vo&シンセ&2曲Gtで、打ち込みもルーパーもありました。いやあ、やっぱpara-diceの空気を変えてしまうってすごいよなあ。
世界観としては「悦びに咲く花」あたりのACOに近くって、ジャンルとしてはテクノになるのかな。MCもなく45分くらいを一気に演奏してて、息つく隙も与えないくらい濃厚な世界が繰り広げられておりました。英語詞もあるしその意味でわかりにくいところもあるんだけど、あれだけしっかり自分の世界を出してるときっちり見えてくるんだね。