まもなくFANDANGOが移転してしまうということで、まああまり来なかったのはそれなりに理由があるようなそうでもないような。そんななかでかおりさんが来るとのことでやってまいりました、おそらくこの場所では今日で最後かな。
入ったとき「あれ?」と思ったのですが、どうやら順番はくじ引きで決まった模様です。そんなわけでのんびりと、皆さんギター弾き語りでございます。
*岩崎愛
さすがというか、きっちりと自分の世界を持ってるんだよな。
ループマシンを使うのははじめて見たような、そこでのコーラスのうまさが彼女をいちばんあらわしているように思いました。しっかりと歌えてるし歌詞もちゃんと自分の世界を持ってるし、改めていいアーティストだとは思ったけどもいまいち引っかからないのはなぜなんだろうな。
いやあ、ひさしぶりに見たけどまったく変わってなくて安心しました。
3曲目「これも聞いたことないなあ」と思ってたら「ひまわりにお酒を」で、ひょっとしたらアレンジ変えたのかも。アップテンポな曲は勢いで持っていきながらも自分のまわりしか歌ってない歌詞は健在で、その世界がやっぱり素敵だったのです。
いやあ、やっぱりきっちりと自分の世界を持ってるよなあ。
ひとつめの音が入ったらもう彼の世界に引き込んでいくのはさすがでしたよ。もっとそれが広がってもおもしろそうだと思いつつ、そうなるとこの世界が変わるとなるとそれは違うかなあと思いつつ。
なかなか酔っ払いながらもきちんと歌えてたんだけど、個人的にはちょっと物足りなかったかなあ。
だみ声でけっこう締まった曲を歌ってたけど、その割にきちんと「歌おうとしてる」というかパワーが足りないなあと思いながら見ていたのです。なんとなくバンドのほうが映えるような気がしたけどな、どうなんだろう。
*松本敏将
元tobaccojuiceだったのね、あれだけ世界が作れてるのはそのキャリアあってなのかも。
押すところと引くところが明確で、それだけで歌の世界を伝えられるくらいだったんだ。そういう世界が心地よくて、ずっとひたっておりました。