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 私にとってflex lifeは「たまにすっごく聞きたくなる」アーティストで、それだけにあんまり情報も入ってこないしタイミングが合わないことが多いのです。でも今回はたまたま3日くらい前に彼らのライブがあることに気づき「これは行っておこう」となったのです、いや気づいてよかったわほんと。


 今回は2部構成とのことで、第1部はVo.青木さんのソロユニット「ばぶるがむ」のステージでした。とはいえGt.大倉さんもサポートで、今日はBa.近藤零さんとDr.宮川剛さんを加えた4人でステージを作っていきました。
 青木さんのつくる世界はゆったりしたものが多くって、それをこの4人でしっかりと紡いでいるのを見るのはとにかく心地よかったです。途中でBa.近藤さんもアルバムを出すということでBaとDrのふたりで演奏したりもしてて、それはまたポエトリーリーディングぽくもあっておもしろかったです。やっぱり彼らの世界はしっかりとあるし、その流れに身をまかせていたらあっという間に終わってしまいました。

 そして2部はflexlifeでした。編成は先ほどと同じ4人なのですが、ここまで違う音になるとは思いませんでした。
 なんだろうな、ばぶるがむにくらべて圧倒的なグルーヴ感があって。言われてみればflexlifeの世界はそのグルーヴで成り立ってるところが大きいのですが、まあなぜこれまでそんな簡単なことに気がつかなかったのかという思いもありながら、ばぶるがむをはさむことでこんなに世界が違って見えたのはとても興味深かったです。
 結局知ってる曲は最後の2曲、本編ラストの「getting better」とアンコールはなんだっけ、大倉さん作詞作曲って言ってたよな。(3/30追記:@konutsさんから「声を聞かせて」との情報をいただきました、ありがとうございます。)そのステージはとにかく彼らにしか出せない世界があふれてて、最後はみんなを巻き込んでわいわいと終われるのもその世界だからこそなんだと思います。なかなか素敵な時間だったな、またどこかで見られるといいなあ。
mellow groove~flex life best~
flex life
エル・ディー・アンド・ケイ
2004-12-08