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 世間は正月が明けたような。そんななかでknaveがライブはじめということで、おもしろそうだしちょっとのぞいてこようかとなりました。


のんびり開演前に到着したライブはじめ、なかなかがっつりなイベントになりそうな予感がします。そんなわけで、今年も懲りずにいつものいきたいと思います。

 女性Vo&タンバリン,男性Vo&Gt,男性Gt,男性Dr,女性Keyの5人組。切り取るとおもしろいことをしてる場面はあったけど、全体的にどう見せたいかはまだ見えてない気がしたかな。
 音楽としてはアニソンっぽい勢いがある曲が多かったけど、MCがゆるふわすぎて曲の感じと合わなくて。さらに5人の息がもうひとつ合わせきれてない印象もあって、それはVo2人の声量差以上に曲をバラバラにしてしまいだいぶもったいなかったかなあ。彼らのなかで「こういう音をつくりたい」というのがもっと見えるようになればもっとバンドも曲もまとまっていくんだろうなあと思いながら見ていました。

 Vo&GtVo&Ba,Drの女性スリーピース。なるほどね、彼らがどうなりたいかがはっきり見えてきたかも。
 メロディーのせいかやっぱりRYTHEMっぽさは感じつつ、全体的にはロックに見せてたしその勢いを出そうとしているのがよく見えました。あとはもっと声を前に出していくことだね、まだ声が上に抜けてるところも多いけどそこをしっかり客席に届ければかなりの勢いとなるはずだもん。

 Vo&Gt,Gtの男性2人組で、サポートにBa,Dr。今日の流れもあるだろうけど、とにかく飛ばしておりました。
 それは若干の粗さを感じるほどで、でもそれがきちんと勢いになっていて。そんなのも含めて「らしい」ライブだったと思うし、新年からそれが見られたのはとてもうれしかったのです。

 Vo,Gt,Gt,Ba,Drの男性5人組。いやいや、なんかいろんなものを無駄遣いしてますやん(めっちゃ誉めてます)。
 はじめの寸劇で「ハードロックがやりたい」みたいなことを言ってたけど、音楽の感じとしてはメロコアかなあ。似ているアーティストとしてマキシマム ザ ホルモンとかSEX MACHINEGUNSあたりが出てきたのは自分でもそうだっけと思いつつ、あれだけの歌唱力を持ちながらめくり芸に頼ってるところとかとにかく突っ込みどころが満載で、それがまたわけわからなさを増長させておりました。いやあおもしろかった。

 Vo,Gt,Ba,Drの男性フォーピース。そっか彼らも曲間に寸劇やるのね、半袖セミナーを呼んだのはそのへんもあるのかも。
 ちょっとその寸劇に引っ張られたところもあって、でもうたもきちんと歌えてました。ひとつ彼らを覚えてもらうための仕掛けとしておもしろいと思いつつ、そうなると曲のイメージがつかみにくくなるのでそのバランスは大事かも。まあ個人的に曲が聴けなくなるだけといえばそうか。