なんとか開演ギリギリに着きまして、一応みんな見られました。ってことでいつものいきますか、改めて見てみると割と違う感じの4組だったんだな。
ギター弾き語り。そだなあ、まだまだできてないことは多そうだ。
声の感じはLeyonaとか鬼束ちひろとかをイメージしてたんだけど、いかんせん彼らの歌い方を「表面的に」真似てるようにしか見えなくて。そこでどれだけ気持ちを入れられるかだと思うんだけど、ちょっとギターが怪しかったというか左手を見ながら弾いてる場面が多かったのでそれを解消するのがいちばんかも。
電子ピアノ弾き語りで、ループマシンとか打ち込みとかも入ってたり。ああそっか、この声どっかで聞いたことあると思ってたけど大村みさこだわ。
けっこういろんなジャンルの曲をしていたかな、ただ「やりたいこと」から考えたときに好きな音楽は似てるかなあとも思ったり。そのなかで声が不安定というか、メロディーか声かわかんないけどちょっと追いきれないところがあったので、たとえば「Sang」以降の竹仲絵里とかKyoko Sound Laboratoryあたりの世界がわかってくるともっとはっきり見えてくるものがありそうだなあと思いながら聞いてました。少なくともこれで声の世界を固めてしまうのはもったいなくて、もっと表現力があったほうがいいと思うんだけど。
Vo&Ba,Gt,Drの男性スリーピース。そうだよな、たぶん最近言ってることは一緒だと思うんだけど。
やっぱり1曲黒木っぽいなと思う曲はあって、まあそれはそれとして。なんかなあ、叫んでんだけど「きっちり叫ぼう」として声が客席まで届いてない印象を受けるんだ。勢いとかでもいいしもう少し声が前に出てくると違いそうだけどな、ちょっとまだその気配はなさそうかなあ。
Vo&Gtで、iPhoneを使ってリズムを打ち込んでたり。なんか10年くらいシュガーフィールズとしての活動はしてなかったそうですが、さすがずっと第一線で活躍してるだけのことはありますわ。
まあとにかくうまくって、Soto Ikemiya(ex.wyolica)とかとおんなじイメージを持ってたな。はじめに「横に揺れるような曲を歌ってる」みたいなことを言ってたとおりゆったりと聞けたし声もそもそもシンガーだけにしっかり出てるし、ちゃんと彼の世界が出てたもんな。なかなかいいステージでした、そりゃあねえ。