IMG_6217 今日はなんでもない日というにはびっくりするくらいかぶり倒していたのですが、最終的に選んだのはいつものpara-diceになりました。



 なんとか全員書けるくらいの時間には着いたみたいです、たぶん1曲目とかだったような。そんなわけで今夜ものんびりやろうかと思います、って割にはけっこう書いてるかも。


松乃カンナ

 ギター弾き語り。松乃奏から変えてだいぶ経つよねえ、あれいつだったっけ。MCがなんかまつしまっぽい慌てっぷりでおもしろかったけど。

 中音域の低めは割と出てたけどな、それ以外の音域はちょっとできてなかったかなあ。特に高音域が気持ちを入れようとしてるのはわかるんだけど、それが入りすぎて斜め下に転がってしまい客席まで届いてないように見えたんだ。女性シンガーソングライターによくある傾向だったりするんだけど、やっぱその対策って「しっかりきっちり歌うこと」以外にないのでがんばってほしいところです。


加藤英幸

 ギター弾き語り。そだなあ、見たの2回目だけど1曲目とか聞き覚えがあったし、その意味で決して悪くはないんだけどさ。

 歌い方とか曲の感じが割とよくある歌い上げ系シンガーソングライターだったんよね。こういう感じのアーティストって割といるしそのなかでの特徴が出せるかなんだけど、今日の感じだとそこまでではなかったしなにか彼のらしさがほしいと思いました。


藤原弘尭

 ギター弾き語り。いやいや、今日は決してホームという雰囲気でもなかったのにかなり攻めたセットリストだこと。

 真ん中で「お願いテンプル」から「愛のショコラ」への流れがもう最高すぎて、よくそんな流れを作ろうとしたよホント。昔は「もっといい曲が書ければなあ」と思ってたこともあったけど、ソングライターとしてはかなりいいものを出せるようになってきたのかも。これでシンガーとしてその世界を声で表現できるようになればもうこわいものはなくなりそう、だけどそう簡単じゃないんだろうなあ。


まつしまようこバンド

 女性Vo&Epf,男性Gt,男性Ba,女性Drのフォーピース。まつしまにこの客層が合わさるとこういう化学変化が起きるのかというのがちょっと興味深かったです。

 いつもより声にパワーがないように思えたのは、ひょっとしてネガティブキャンペーン中なのが悪いほうに出たのかも。ただそれでも彼らの世界はちゃんとあって、それはきっちりと見せていたと思います。まああとは楽しむことよね、それが伝わるのがいちばんだもん。


山添ヒロカズ

 ギター弾き語り。さすがというか、いつもどおりの熱いステージでした。

 山添さんって割と様式美的なところもあったりして、そこにきっちりと「型」がはまってんのよね。その世界もいいけど、何回も見てるとそろそろそれを壊してほしいと思うのはわがままなんだろうか。たぶん壊してもしっかりできると思うし、そこまで守りに入ることもないと思うんだけどさ。