image あ、もうこんな時間。外は寒いけどなかなか熱い夜になってましたね。
まあ結局間に合ってないのですが、なんとか全員のライブレポが書けるくらいの時間には到着したようです。なかなか素敵な3組、なにを見せてくれるんだろうな。

plus one
女性Vo&Epf,女性Ba,男性Drの3人組。へえそうなんだ、いつもと違う聞こえ方だったかも。
ちょっと歌詞が聞き取りやすかったこともあって聞いてたら、「歌詞が女の子っぽいな」という印象だったんだ。そのなかでVo.sinriの声も含めてバンドとしてはどっちかといえば「かっこいい」方向なので、そのあたりを「ふわっとさせてる」ことで方向性が見えにくくなってるのかも。もっと彼らの世界をしっかり見せるのはどうすればいいんだろな、バランスを取るだけじゃダメな気はするけど。

Andare
女性Vo&Epf,男性Drの2人組で、サポートにGt,Gt。やっぱりその世界は完成されてたけど、このまま進んじゃえるかはちょっと不安だったり。
Vo.国吉さんの声が「押す」と「押さない」しかなくて、しかもそれを曲中で使い分けてるわけじゃないのがちょっと引っかかってて。ステージ全体で流れを出す方法もあるけど、曲で抑揚をつけられてないことでちょっと平板に聞こえてしまってたような。特に西川さんのドラムソロのあとの曲がちょっと歌えてなくて、それはいろんな意味でなんとかしたいところ。いまの2種類の声に「引く 」ことを覚えて、それを使いこなすことができればホントにこわいものはなさそうだ。もひとつ「もっと押す」選択肢もあるけど、それでこれ以上彼らの世界に引き込めるような気がしないもんな。

雨市
男性Vo&Gt,男性Ba,女性Drのスリーピース。ああそっか、やっぱり気合い入ってたんだな。
なんか「別れの途中」から「好きな曲好きな本」に続いた序盤は昔の王道セットリストのようなイメージがあって、そのなかでの中盤「嘘つきのステージ」で珍しくだいぶ壊れてるシーンがあって。そんななか最後のMCで2年前のツーマンの話をしてて、そこで「あのリベンジをしにきたのかなあ」と思ったんだ。MCはともかく今日の前2組のあとでどんなステージをするかちょっと注目してたので、そんな意味でもこのアプローチはきれいにはまっていたように思います。まああとは気合いを入れたときに飛ぶ方向っすよね、あの感じが金丸さんらしいのはそうだけどさ。