image 去年5月に結成されたサルバ通りが、このライブをもって解体されます。結局あんまり見られなかったなあと思い、なら最期はちゃんと見届けようと思ってJANUSへやってきたのでした。
着いたのが20時くらいで、スリーマンですでに1組終わってたみたい。そして2番手はANATAKIKOUでした。男性Vo&Gtで、サポートにBa,Drと何曲かKey。そっか、なんだかカルマセーキっぽく聴こえたのはVo&Gt.松浦さんがアルバムのプロデュースしてたからか。
途中のMCで「(間瀬さんと)やりたいことは似てるけどアプローチが違う」って言ってて、それが妙に納得できたんだ。なんとなく「流れてしまう」ような音楽だなあと思いつつ、そのなかでも松浦さんの色は確かにあって。個人的にはもう少し引っかかるところがほしいなあと思ったけど、それは彼らが求める音楽がそこじゃないからだし、その意味でもちゃんと「自分たちがわかってる」んだなあって思ってました。そりゃ15年って言ってたっけ、それだけ続けてれば、ね。

そして最後はサルバ通りでした。 Vo&Gt,Gt,Gt&Key,Ba,Drの5人組で、Drは女性です。今日で解体するわけですがまったくそんな感じじゃなくて、むしろ「この先」を期待させるステージだったな。
なんか、カルマセーキの頃にくらべて「わかりやすくなったな」と思ってて。ただ、それはなんていうのか、いままではあった「胡散臭さ」とか「妖しさ」みたいなのを犠牲にして成り立ってるように見えたんだ。それを踏まえての「解体」となるのなら、ひょっとしたら「その次」は見えてるのかも。今日でひとつ終わったけど、こんどはどんなバンドを見せてくれるのかいまから楽しみになってきました。