image 今月2回目となる東京行きでございます。いやさ、ヒメノアキラ15周年ライブをするらしくて「その前を見た記憶がないのはなんでだろう」と考えたら、なんのことはないヒメノをしっかり見るようになったのが4年前だったからという。ここに東京行きを入れると自分の首を絞めることになるのは承知しつつ、最終的には「5年に1度だし」という思いが勝ることになりました。
本日はVo&Pf,Ba,Drのヒメノトリオに加えてGtも入った4人編成で行われました。ざっくりと流れをまとめれば前半は「風を待つ地球儀」からの曲が中心で、中盤に初期の曲のメドレーを挟みつつ1stアルバムの曲もあって、終盤は「ハジマリのまばたき」からの曲が多めでした。全体を見ても「風を待つ地球儀」が中心になってたり最新アルバム「Have a songs on your lips」からは「ToiToiToi」しかなかったりしたのは、このライブが昨日今日の2daysにわたって行われており、昨日は弾き語り中心だったそうなのでそのときに演奏してたんでしょうね。それだけきっちり考えられていたのならやっぱ2日とも行きたかったけどな、そこまではさすがに覚悟できなかったもんな。

まあいつも思ってることですけど、やっぱりヒメノの世界はよかったなあ。彼女に抱く感情はちょっと竹仲絵里に近くって、でも絵里さんは「言葉の選び方」が大きいんだけどヒメノの場合はその「ラブソングの視点」がすっごく好きなんですよねえ。今日はそれにずっと浸っていたし、昔の曲(私にとっては知らない曲。ちなみにデビュー当時のキャッチコピーは「胸キュン・極上ラブポップ」だったとか)も「らしいなあ」と思う歌詞があったし、それをずっと聴いていられるのは至極の時間でした。

そう、先にあげた「ToiToiToi」は途中でKAB.サンタが登場して歌っておりました。なんか、それも「ヒメノの世界がいいなあ」と思った理由でもあって、それは彼女全体で彼女の世界が作られているということなのかなあ、と思ったり。そんなKAB.さんを見るのはじめてかな、名前は聞くしいっぺんきちんと見たいけどなかなかねえ。

あっという間の2時間半、そこまでMCもなく一気に駆け抜けていきました。「次は20周年」って言ってたっけ、ここまで続いているのなら次もすぐそこなのかも。そのときもまた行ければいいな、さすがにまだ早すぎるのかな。

風を待つ地球儀
ヒメノアキラ
andante record
2013-10-04