image 堀江の界隈でなにやらおもしろそうなサーキットイベントがあるらしい、ということでやってまいりました。三十路かあ、そう呼ばれるようになってからも随分経つよなあ(遠い目)。
今日はあんま見たい人もいないので、わざと機械的に回ろうかなあと考えていたりいなかったり。正直そういう予定が吹っ飛ぶのがサーキットイベントのおもしろさでもあるので、どうするか全然わかんないけどね。とりあえずミナホ形式で書いていきますが、時間がなくなったら書かなくなるかも。

*1330-1400 ヤバイTシャツ屋さん[SOCORE FACTORY]
男性Vo&Gt,女性Ba,男性Drのスリーピース。いろいろ噂は聞いてたけど、確かにこれはヤバいわ。
はじめてマシンガンズを聴いたときとおんなじような衝撃で、世界的にもかなり似てるもんな。MCとかではかなりネタを入れてたし、それも含めてかなりヤバかったです。Baのコーラスの入れ方がもっときれいになればもっとよくなるかな、いまの良さを消してしまうかな。

*1445-1515 河内REDS[vijon]
Vo&1曲Gt,Gt&1曲Vo,Ba,Drの男性フォーピース。いろんな意味でわかりやすくて、でもなんか誤解を受けそうなのがおもしろいな。
印象としていちばん近いのはガガガSPだな、いろいろおかしいところも含めて。ただ、ということはどうやって彼らを超えることができるかになるわけで、それをどうやって見つけられるかにかかってくるのかも。

*1530-1600 Superfriends[SOCORE FACTORY]
Vo&Gt,Ba,Dr,Tp&シンセの4人組で、Drは女性でした。はじめのMCで「結成10年ですが今日の出演者のなかでいちばん未熟な演奏かも」なんて言ってましたっけ、意外と核心ついてたかもな。
UKロックのイメージかな、耳当たりはとってもよかったし、全部英詞だったように聴こえたし。彼ら自身がこのままのんびり活動していこうと思ってるだろうから、その印象込みでなかなか興味深いライブでした。

*1615-(1643) fula[knave]
Vo&Gt,Gt,Ba,Drの男性フォーピース。ドラムさん、なんでエスパルスのタオマフしてんだろ。
ジャンルとしてはスカかメロコアかな。声も含めてしっかりと曲が作られてて、しっかりまとまっているのでとっても聴きやすかったです。
(4/5追記:HPを見てみると「ポップ&ジャムバンド」って書いてますね。なるほど、それがわかりやすい気がします)

*1645(1650)-1715 phonon[vijon]
Vo&Gt,Ba,Drの男性フォーピース。そだな、「よくあるロックバンド」という以上の感想はなかったです。悪くないけどね、もっと彼ららしさがほしかったなあ。

*1730-1800 岡崎体育[SOCORE FACTORY]
自分でトラックを作っててそれを歌ったり歌を入れてたり。ものすごい勘違いしてた、なんで中川商事とごっちゃになってたんだろう。
音の作り方はかなりいまどきっぽいというか、ニコニコとかで見ることが多そうに感じました。ただ、それをライブハウスでできる人ってなかなかいないし、その意味で「どっちも知ってる」ってのはかなりの強みになるかもしれないな。それって、どっちからも人気が出る要素を持ってるってことだと思うもん。そういえば「盆地テクノ」なんて行ってたっけ、オカノさんあたりとも相性よさそうだな。

*1815-(1843) Turntable Films[knave]
Vo&Gt,Ba,De,Keyの男性4人組。私のなかでの彼らのイメージが最後から2曲目のものすごくアップテンポな曲なので、前半のゆったりした曲は「なんか違う」って思ったりも。
ただ、それは「最近日本語の詞に挑戦しだした」ということとも関係あるかも、はじめの2曲は新曲だったし。あの曲たちも自分の曲にできれば、また彼らの世界も広がっていくだろうね。

*1845(1850)-(1910) DAISY LOO[vijon]
Vo&Gt,Gt,Ba,Drの男性フォーピース。うーん、やっぱり「よくあるロックバンド」にしか聴こえなかった。どうなんだろ、ここからもうひとつなにかがほしいんだよねえ。

*1900-2005 The denkibran[SOCORE FACTORY]
Vo&Gt,Ba,Drの男性スリーピース。やっぱ、Vo&Gt.倉坂さんって真っ直ぐな人なんだろうね。
その直球が会場にバシバシ決まってたら、そりゃ伝わらないわけがなくて。とにかく彼らの「今の思い」をすべて詰め込んで、それをしっかりみんなに伝えていたもんな。その気持ちを見ただけで「いいバンドだな」って思うんです。

*2015-2040 ARKS[knave]
女性Vo&Gt,男性Ba,男性Drのスリーピース。チャットモンチーとかHYSTERIC BLUEとかのイメージだったかな。
声も出てたしある程度きちんと歌えてたとは思うものの、最後まで声がおなじだったのがちょっと気になったかな。やっぱりもうひとつなにか「売り」がほしいと思ったんだ、まだちょっとインパクトが足りないっていうか「おっ」って思うものがないっていうか。

#まだもう少し続くのですが、今回はここまでになりました。はじめにも少し書いた通り、2番目からはvijon→SOCORE→knaveを3回繰り返す形になっています。ほとんど知らない人だったけど、それでも十分に楽しめたのはそれだけいい人たちを集めたってことだし、それだけいいイベントだったってことだと思います。