image あれ1月下旬だったのか、はまーが「6月のワンマンを肴に飲みましょう」みたいなツイートをしまして。そのときに出てた「53人限定」という数字、arpを知ってる方なら聞き覚えがあるかもですが、につられて「これ行くっきゃないな」と思いチケットを買っちゃったんですよね。そしていざふたを開けると仕事が2月に入ってから想像以上にバタバタで、やっと今週に入って少し落ち着いて来たかなあ、という状況でして。後ろめたい気持ちもありつつ、でも「早々にソールドしたライブに行かない」という選択肢もなく、結局会社に無理を言って金曜の夜に東京まで出てくることになりました。
基本的には6月に行われたライブ映像を見ながら、合間にはまーがそのときに起こってたこととか、たまに質問タイムなんかも交えながら進行していきました。あのライブ、実は大赤字だったらしくて。あれチケットいくらだったっけ、たしか4000円台だったような。それで横浜赤レンガ倉庫という場所だといろいろ計算が合わなかったみたいで、良く言ってしまえば「それだけ採算度外視だったからあのステージが生まれた」んだなあ。その意味で今日のライブが少しでも足しになればいいのにな、でも2500円って安いよなあ。

個人的にもいろいろ考えたあの日、その映像をはじめにいただいたセットリスト片手に見ていると「ああ、このときあんなことを考えてたな」というのを思い出した場面もけっこうありました。ただなあ、音はかなりよかったけど、「あの日の素敵な雰囲気を映像で再現」とまではいってなかったですね。それはどっちらかというと映像の限界だろうし、だからこそあの日あの場所にいたことが意味を持つんだ。普段ライブDVDを買うことはないし、こういうライブビューイングに行くことも少ないのは、「それだけじゃ見えないことがある」ことを知ってるからなんだな、と改めて感じました。だから意外と映像を見てなくて、その音を聴きながら会場の風景を思い出してる時間のほうが長かったです。

あともうひとつ、「そうだったんだ」と思ったことがあって。アンコールで「わたしのこえ」を高校生が歌った場面、あの日見たときはちょっと否定的で、ブログでもそれは出てたかもしれません。でも、改めて聞いてみると「彼女なりにあの曲をしっかり解釈してたんだな」ということがすごくよくわかったんですね。あのときは私自身が「あん朱さんの呪縛」から逃れられていなかったし、ある意味「arpのライブはこうあるべき」という思いも強かったんだろうなあ。いろんな人がうたえばそれだけ曲も育っていくわけで、そんな「成長」もまた見せていたんだ。

そんなこんなでのんびりと、でもあっという間の3時間ちょっとでした。こうやって見たライブを映像で振り返る機会もたまにはいいなあ、でもそれはあのライブが「振り返るだけの価値があるから」だとも言えて。3分の1くらいいたあの日来れなかった人たちが今日の映像を見て、すこしでもあの雰囲気をつかむことができたらなあ。

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酔いどれ小籐次 オリジナルサウンドトラック
濱田貴司
ビクターエンタテインメント
2013-07-24