image 今日のサンガさんは、ジュビロとのアウェイでした。やっぱり専スタって素敵と思ったし名波さんのコーチングも見たし、試合結果以外はまあまあ楽しめた、とか言っちゃだめなんだろうなあ。
言いたいことはたくさんあるけどさ、今日の試合でジュビロのサッカーは「小林裕希がとりあえずこけてファールをもらい、それで得たセットプレーから得点すること」を目的としていた、わけないか。でも西村がいちいちそれを取るからサンガさんにとってはかなり難しくなり、ゴール裏も「おい4番」って何回も言ってたもんな。それにしてもジュビロのカウンターが全然怖くなくてさ、それこそ大木サッカーを見てるような気分だったんだ。ただかつてのサンガさんと違うのはそれでも得点できるタレントがいることと、それ以上にセットプレーがある程度計算できることで、とはいえこの状態で昇格まで持っていくのは大変そうだなあ。人のこと考えてる場合じゃないか。

前半にCKのこぼれ球から先制されたもののドグが頭で2発沈め、「これはいけるか」と思いながらも追加点が奪えないと「まずそうだなあ」となってきて。そして最後に駒野のFKが炸裂するとか、ほんとに川勝さんの「引き分け力」には脱帽です。最後挨拶に来たときFKを与えた磐瀬くんが泣いてたっけ、あえて厳しいことを言えば今日の西村がどれだけ小林裕希に優しかったかをベンチで感じててほしかったけどなあ。

まあさあ、基本的に相性が良くないヤマハスタジアムで、しかも現在上位にいるチーム相手に引き分けに持ってきたことを喜ぶべき、なのかなあ。昇格を目標としないのであれば「専スタでしかもこっちのゴールに2点も入ってよかった」とか無邪気なことを言ってもいい、んだろうか。そんなもやもやした気持ちを抱えながらも、次はアウェイの岡山戦。「内容はよかった」っていってる場合じゃないのは十分承知なはず、次こそ勝って喜ぼうよ。

(10/27追記:そっか、「この展開なんか見たことあるなあ」と思ってたら去年のアウェイ栃木戦だ。雨が降ってたことも、最後に取られたことも。あの日は夜開催だったこともあって、後半からものすごく寒くなったんだっけ。)