今日もどこに行こうかちょっと迷ったのですが、かおりさんが
大阪へ戻ってきてるということで見に行くことにしました。
しかも今回は石田長生さん率いる4人での登場とのことで、
これはなにかが起こるかもな、と思って。

今回は石田長生(Vo&Gt)、Mac清水(Per)、本夛マキ(Vo&Gt)、
はせがわかおり(Vo&Gt)の4人でツアーに回っているとのこと。
途中でマキさんが言っていたように「個性の違う」この4人が
ひとつの音を出すわけで、それでも実力は折り紙付きである
石田さんの手に掛かればそれをまとめるなんてたわいのない
ことで。きっちりと「今日しか出せない世界」がそこには
あったし、それを見せられるのはやっぱりすごいなあ、と
思いながら見ていました。

本夛マキさんって、ずっと昔アナム&マキをちょっと見たことが
あったっけ、くらいでほとんど印象がなかったり。かなり
ブルースっぽい歌い方っていうのかな、低くて渋い声を響かせて
いたように思います。そこから見るとかおりさんってかなり
個性がきついんだなあ、と改めて感じたんですよね。マキさんの
曲も石田さんの曲も、良くも悪くも「はせがわかおりの世界」に
引き込んでいたもんな。

比較的かおりさんのオリジナルが多いように感じたのは、他の
人たちがいくつかしていたカバー曲がなかったかたかな。さすが
とにかく濃い時間で、あっという間に3時間が過ぎていました。
そんな最後はみんな歌いながら客席を通って引き上げる、という
なんとも斬新なもので。いやあ、さすがしっかりできる人たちが
「遊ぶ」とすごいなあ、と改めて思った夜でした。