今日のサンガさんは、群馬とのアウェイでした。もう前半の時点で
ほぼあきらめてたけど、なにがどうなるかわからないもので。

前半45分までに2点をリードされ、去年2敗していた相手だし、なにより
相変わらずゴールのにおいがまったくしないことで「ああ、今日は
ダメだな」という気分でした。ところが前半アディショナルタイム、
倉さんが打ったシュートがザスパのハンドを誘いPK、さらにそのプレーで
保崎が退場となります。これを決めて2-1、さらに一人多い状況で
サンガさんは後半を迎えることになりました。

そして後半、ザスパは1点を守るべく5-3-1という布陣で臨みます。
ところが67分、1トップを張っていたエデルまで退場となり、ザスパは
9人での戦いを余儀なくされました。

それでもなかなか取れないのがサンガさん、同点に追いついたのは
残り10分も切ろうかというところでした。それでも、あと5分遅かったら
もう取れなかったかも、と考えればよかったのかもしれません。
そのあと88分に駒井のクロスから原一樹が決めてようやく勝ち越し、
なんとか勝利をつかむことになりました。

正直、11対11だったら勝てたかどうかかなり怪しい内容で、その
意味では「審判に助けられた」ところもあるのかなあ、と思って
います。今日の主審は上田益也さん、前半の1発レッドに関しては
「ちょっと厳しすぎるかなあ」と思わなくもないのです。そのまま
ゴールに向かえば入っていたはず、という判定なのなら納得ですが、
後ろにGKもDFもいたので「決定機」と呼ぶには難しいかな、と
思ったんですけど。ただ、エデルに関しては1枚もらっている選手が
するプレーではなかったので妥当だと思っています。注意で済ます
こともできたかもだけど、エデルが相当イライラしてたので故意に
突き飛ばした、と取ったのでしょう。

さて、フラフラながらも6連勝ですか。とはいえ今日は上位が
ほとんど勝っており、まだまだ油断できる状況にはありません。
来月にはヴィッセル、ガンバと上位対決が控えており、自動昇格の
ためにはとにかく勝ち点を積み上げていく必要があります。
とにかく次の札幌戦も、その次も、まずは勝ち続けていくことだ。
そうすれば、昇格への道はまた開ける、かもしれない。