最近全然見ていなかった岡本真夜さんが奈良で
ライブをするとのこと。そのメンバーが一時期かなり
CDを聴いてた辛島美登里と見たことはないけど
かなり有名な中西圭三ということで、「これは
おもしろそうだ」ということで奈良までやって
きました。

まずは岡本真夜でした。Vo&Pfで、サポートにGt。
岡本さんのライブってだいたいワンマンでしか
見ないので、30分ちょっとはかなり短く感じたな。
「ほとんどみなさんが知ってる曲を」という
コンセプトで、1曲目は最近またCMで使われている
らしい「大スキ！」でした。あとのMCで「Aloneでは
テレホンカードが出てくるけど、最近の人は知らない
かも」なんて話が出ていましたが、すでにこの曲で
「今は『写真を今すぐ見たい』とか言わなくても
その場で見られるよなあ」なんて思ってましたっけ。
今日の岡本さん、どうだったのかな。ちょっと高くて
張っている声が厳しそうに感じたな。にしてもやっぱり
短かったあ、今度大阪に来たときはちゃんと見に
いかなきゃ。

そして2番手は辛島美登里でした。ピアノ弾き語り。
最近小田和正さんやオフコースのカバーアルバムを
出したらしく、その中からもいくつか歌って
くれました。とても透明な声をしてて、それは
カバーでも同様に輝いていたように思います。
昔からの曲も、最近の曲も、彼女の世界がしっかり
あって、それがとても心地よかったです。

そして最後は中西圭三でした。 Voで、サポートにEpf。
おなじみ「Woman」や自身で作曲した「Choo Choo
TRAIN」のセルフカバーあり、「おかあさんといっしょ」
のために書いた曲あり、とにかく盛りだくさんでしたね。
かなり声楽系の歌い方をしているな、と思いつつ、その
わかりやすいメロディーたちは「さすが長年作曲家として
活動してるだけあるなあ」なんて思ってましたっけ。

そして最後に3人で「上を向いて歩こう」をうたい、
静かに今日のステージが幕を下ろしました。なんか
いろんな意味で不思議な時間だったな、なら100年
会館という場所でこれだけのアーティストを並べて、
ステージ35分転換15分という「ふつうのライブ」を
見たことが。