1998年2月21日、「桜のころ」という曲で
我那覇美奈というアーティストがデビューしました。
今日であれから15年が経つわけですが、そんな日に
なんと大阪でライブをしてくれるとのこと。
それなら行かなきゃいけないだろう、という
ことでやってきたのでした。

そんな記念日ということで、シングルになった曲が
中心でした。まず1stアルバムに収録されている
「バランス」からはじまり、MCをはさんでの
「All I wish」「TEARS〜時間の中で〜」「ふたつの
あした」への流れはいきなり至福の時でした。

そういえば、このあとのMCで「私が10代のときの
曲」なんて言ってましたっけ。その言葉を聞いて、
「そういえば我那覇にはまったのっていつだっけな」
とちょっと考えていました。いままでのアルバムは
全部持っているのですがずっと前から集めてた、
ということでもないんですよね。いちばん昔の記憶は
アルバム「TRAVELLING SUNS」をレンタルして
MDでずっと聴いてたことなのかな、時期から考えて
これが大学生のときですね。あのときからでも
もう13年か、月日が経つのは早いものです。

そういえば、実は彼女の昔の曲をこれだけたっぷり
聴いたのははじめてな気がします。去年のは我那覇の
ライブというよりも奄美のライブだったり
ガナシューのトークショーだったり(!)でしたし、
ずっと前に行ったワンマンもレコ発の要素が強くて
そこまで昔の曲はなかった気がするし。そんな
意味でも、私にとっては貴重なライブでした。

そう、そのほかにもシングル曲はいっぱいだったの
です。「太陽」も力強く歌ってくれましたし、
「三十路が歌う」というMCに続いての「二十歳の
うわごと」もありましたし。そして本編ラストは
「いまいちばん新しい曲」で(すみません、タイトル
忘れました)、アンコールのラストは15年前の
デビュー曲「桜のころ」でした。そういえばちょっと
声がハスキーになったかも、それもまた「年を重ねた」
ということなのかもね。

今年は15周年イヤーということで、とにかくいろんな
ことを考えているようで。また大阪にもおみやげを
持って来てもらえるようなので、それも楽しみにして
おこうと思います。我那覇の活動期が、今年こそ
やってくるんだもん。