いや、もちろん野辺さんがライブをするのは
知ってて、でも「この短いスパンでそんなに
見てもなあ」と思ってました。ところが、
今日の対バンを見てみると、choriだったり
Aimiだったり畑歩だったりと「見てみたい」
アーティストがそろってる。これは行くしか
ないよね、ということで結局やってきたの
でした。

畑歩
はたあゆみ、と読みます。ギター弾き語りの
女性です。「リアルな感情を全力で歌う」のが
モットーだとか。
ものすごく「やりたいこと」は伝わってきたんだ。
でも、それを表現する力が全然ついてきてなくて、
それがとってももったいなかったです。とはいえ
こればっかりは「歌がうまくなればいい」という
単純な問題でもないしな。きちんとうたの世界を
表現できるようになれば大化けする予感はかなり
感じました。
(7/4追記:言うなれば「ダイアモンドの原石」みたいな
感じがとってもしました。ただ、磨き方を間違えれば
ただの石になりそうな気もしてて。そこは、これから
なんだよね。)

Aimi(ex.吉原愛実)
前奏曲含め前半3曲ギター弾き語り、後半2曲
電子ピアノ弾き語り。彼女の弾き語りを見るのは
はじめてでしたが、けっこうよかったです。
バンドではないという「いつもと違う感じ」で、
それでもしっかりと歌えていたように思います。
4曲目の「乗せ方」はさすがだと思ったし、
それは彼女のキャリアがなせる技だよね。

野辺剛正
2曲ギター弾き語り、2曲電子ピアノ弾き語り。
そっか、セブンデイズって野辺さんのホーム
だったっけ。
時間は短かったけど、ちゃんと自分のステージに
していたのが印象的でした。そういえばこの
4回で、まったく同じステージってなかったな。
時間配分が違ったこともあるかもだけど。

カメレオン
Vo&Gt,Ba,Drの女性スリーピース。うーん、
なんかわかんないけど合わなかったな。
それは意外と音が「薄かった」からかも
しれないし、音域がかなり狭いように感じた
からかもしれないし。なんかなあ。

chori
ポエトリーリーディング、って言うのかな。
バックが無音のアカペラバージョンははじめて
見ました。
アカペラだからこそ抑揚だったり「間」だったりが
しっかりと見え、それが非常に心地よかったです。
バンド形態が中心みたいですが、この形を見る
ことでchoriさんの「実力」がはっきりと見えた
気がして、その力に圧倒されていました。