今日のサンガさんは天皇杯準決勝、
横浜Fマリノスとの対戦でした。
ここまできたら、もう前しか見えない。

ちょうど会社の納会の肴となり、前半20分
くらいからのテレビ観戦でした。マリノスは
今年もJ1上位にいたチームですし、簡単な
試合にはならないだろう、と思いながら。
その意味で、失点してからかなりバタバタ
していた守備陣が前半を1点に抑えたのは
大きかったと思います。

そして後半、工藤の鮮やかなミドルと
ドゥトラの芸術的なFKで逆転します。
とはいえさすがマリノス、それからは
かなり攻撃的にこられ、サンガさんは
防戦一方になってしまいます。それでも
なんとか持ちこたえてきたものの、最後の
最後で中澤に執念のゴールを叩き込まれて
しまい、そのまま延長戦にもつれこみました。

そして延長戦、いちばん心配だったのは
「ロスタイムのゴールを引きずっていないか」
でした。それははじめの5分を見るかぎり
大丈夫なように思えたので、「なんとか
30分しのぐことができれば」でしたね、正直。

とはいえ同点では終われないので、延長
前半10分すぎに「最終兵器」久保裕也を
投入して攻撃の活性化をはかります。
それがついに身を結び、延長後半11分に
工藤から鹿島戦のウヨンを彷彿とさせる
絶妙なスルーパスが久保に通り、それを
きっちり決めて再びリードを奪います。
そのあとも危ない場面はあったものの、
最後にはカウンターから駒井も決め、
マリノスに引導を渡すことになりました。

さあ、次は元日の決勝戦。相手はリーグで
コテンパンにやられているFC東京です。
あの頃は確かに妥当な結果だったけど、
そのときと僕らは違うんだ、ということを
証明する絶好の機会がやってきました。
最高の舞台での汚名返上、もちろんそれは
可能だと思ってるし、その力は充分に持って
いると思います。いざ、元日の国立へ。