今日のサンガさんは、ヴェルディとの
対戦でした。あれだけたくさんの
人が詰めかけた中であの試合を
してくれたのは大きいと思うし、
「また見たい」と思った人も
多かったんじゃないかな。

試合を通して、ほぼヴェルディのペースですすんで
いたように思います。それは、トラップやパスの
精度が明らかにヴェルディのほうが高く、逆に
サンガさんはミスで相手にボールを渡すシーンが
かなり見られたからです。それでも決定機を
外してくれるJ2とはいえ、力の差はあったと
思います。

それでも、何度もくるピンチを水谷のビッグセーブ
あり、水谷の飛び出しをカバーするクリアありで
なんとかゴールを割ることだけはないまま、
気がつけば後半も30分が経過していました。
そのときには「このまま終われれば御の字だけど
そうはいかないだろうな」と思っていました。
もちろん、悪い意味で。

ところが、その考えは完全に裏切られます。
86分かな、酒井のクロスからのシュートを
GKがクリアし、そのこぼれ球に中村太亮が
詰め先制します
。このときも「これだけ押されて
いるのにこのままで終わるわけがない」と
思いつつ、2008年に川崎とのアウェイで勝った
試合を思い出していましたっけ。
(22:00追記:いやはや、いったい何を勘違いして
いたのでしょうか。先生の場面は工藤の
スルーパスを受けた中村太亮が落ち着いて
決める、でしたね。その前に何度かあった
チャンスとごっちゃになっていたようです)

その後も危ない場面はいくつもありましたが、
本当に「なんとか守りきる」という表現が
ぴったりの状況で試合終了のホイッスルを
聞くことになりました。これで6連勝、しかも
好調ヴェルディに勝つことができたのは、この
調子が本物である証だと思います。

まあ誰も気にしてはいないと思いますが、
上位チームの結果により本日をもってJ1昇格の
可能性が完全になくなりました。その意味で
「遅すぎる」かもしれませんが、これだけ
しっかり勝ちを積み上げていけるチームに
なったことは来年に向けての明るい材料だと
思ってます。ここまでくればJ2リーグ9連勝も
できると思うし、それを見てみたいんだ。
さすがに「年内は全部勝て」とは言わないから。