いよいよ来週、「題名のない文化祭」が開催されます。今年も
スタッフとしてちょこちょこお手伝いをさせていただいてますが、
それはやっぱりこのイベントに対する「思い」があるからで、
とはいえそれをきちんと言葉にできないなあ、とか思ってて。
そんななかで、ちょうどそれを説明できるようなおもしろいものが
見つかったので、その「思い」を少しだけ書いてみようかな。

 でも、先に宣伝。
 題名のない文化祭〜ファイナル〜
 日時:2011年10月1日(土) 10時30分オープン
 場所:旧北天満小学校(阪急・地下鉄天六駅すぐ)
 入場無料・雨天決行

 今月のはじめだったかな、久しぶりなフォルダを開けてみると
「070407第二次五カ年計画.txt」というファイルを発見しました。
文字通り2007年4月に書かれたもので、ちょうど大学院を修了して
1年が経ち、「これからどうしようかなあ」と漠然と考えていた
時期だったようです。

 で、そのときに書いてたことを見てみると、

 今の考えだと、そうだなあ、昔よりはちょっと広げて
「音楽で生きていく」ことができればいいなあ、なんて考えてたり(どっかの
レコード会社の人が「これだけコンピュータが氾濫している時代でも
月に数十回ライブへ行って、感触を確かめる」なんて書かれていた
いつだったかの日経を読んで「こういう生き方もあるのか」と思ったのが
きっかけ)。Blogのほうでちょくちょく触れていたライブキッズのスタッフに
なったのもその辺が大きかったりします。


 なんてことが。ちょうどこの1年前くらいからライブハウスへ
行くようになっていて、とはいえそこでしていたことは
ここでライブレポを書いてただけで。そんな状態なので
音楽関係者とのつながりは全くなく、アーティストと話を
することなどほとんど考えられませんでした。それこそ、
この目標は無謀に思えるくらい。

 ただ、これを書いて4年半が経った今、意外と「この
目標は達成されつつあるんじゃないか」と思ってます。
確かに「音楽で生きていく」という文字通りの意味では
「状況を踏まえた上で」無謀だということは見えている
ものの、あの当時を考えればここまで「音楽関係の
つながり」を持つことができていること自体が奇跡的に
感じているんですよね。

 そしてそのつながりを持つきっかけになったのは、
間違いなく「題名のない文化祭」でした。一昨年、
第1回にスタッフで参加したしたことによって
アーティストさんをはじめいろんな「音楽好き」な
方と知り合うことができましたし、それから回を
重ねるごとにその輪が広がっていきました。そんな
ことも含めて、最近は半分自己満足ながらあの当時
書いていた「なんらかの形でアーティストの
サポートができれば」ということもできつつ
あるような気がしてます。

 その意味で、私にとってこのイベントにはやっぱり
感謝してもしきれないですし、ファイナルとなる今年は
できる限りの恩返しをしていかなければ、という思いも
非常に強く持っています。。いよいよ今週末になった
題名のない文化祭」、土曜日は是非旧北天満小学校へ
足をお運びください。