5794465a.jpg 今日のサンガさんは天皇杯、
佐川印刷と対戦しました。うーん、
佐川印刷の実力がJ1レベルだから
こうなったわけではないよなあ。

 今日のお相手の佐川印刷はJ2の下であるJFLに所属して
おり、その意味でJ1に所属しているサンガさんとの実力差は
かなりあるはず、でした。ところが、ふたを開けてみると
いきなりサンガさんが攻め込まれ、あげく前半8分に先制点を
与えてしまいます。そのあとも攻められる時間帯が多く、
ようやく31分に同点に追いつくまではほとんど何もできない
ような状態でした。

 そしてそのあとは双方にチャンスがあるものの決めきれない
まま時間が過ぎ、気がつけば90分が過ぎてしまいます。
最終的には延長でなんとか突き放したものの、その姿に
「J1の貫禄」などというものは微塵もありませんでした。

 それ以上に気になるのが、「チーム状況がかなりよくない」
と感じる場面がいくつか見られたことでした。後半の15分
くらいかな、GK水谷とヤナギさんが口論をしていたり、
最後の交代が終わったときにカラーコーンを蹴飛ばす
選手がいたりして、チーム全体がイライラしているような
雰囲気を感じたんですよね。今までのサンガさんって
どんなに弱くてもチームの仲は悪くなかったので、これは
かなり危険な予感がしています。

 そんな中でも、次の試合はすぐにやってきます。次は
ヴィッセルとのホームゲーム、残留争いをする相手と
直接対決を行います。ただなあ、今日のゲームを見る
限りではJ2相手でも苦戦しそうな雰囲気がありあり
だったので、きちんと立て直していかなければこれから
勝てる試合はかなり限られてくるような不安もあります。
次こそいい試合をして、その不安を杞憂に変えてくれ。

天皇杯 2回戦(39)
京都サンガF.C. 3 - 2 佐川印刷SC
得点 9分 塩沢(印)、31分 水本(京)、92分 葛島(印)、
102分 ディエゴ(京)、105分+1 角田(京)