f8575608.jpg新開地一体で行われている
新開地音楽祭に合わせ、
KAVCで行われているイベントに
行ってきました。

 私が見たのは前半の5組、藤本由紀夫さん、北夙川不可止さん、
クリストファー・スティーブンスさん、櫻田和也さん(remo)、
安田謙一さん(ex.安田ビル)でした。

 まず藤本さんが発した「音楽は最初の1秒だけでいい」
という挑戦的な言葉に「そういえば最初と歌い出しは
大事だな」と思ったり、北夙川さんは関西のクラシックを
「風俗史」を垣間見せながら語ってくれたり。かと思えば
中盤の3人はとってもユルく、クリストファーさんは外国で
歌われる日本の曲を、櫻田さんはポストパンクをNAPALM
DEATHというグループなどを挙げながら語ってくれたり。
そして安田さんは「ラジオの曲」や最近見つけたおもしろい
曲をかけてくれたり、最後は松崎しげるさんの曲で
リサイタルをしたりもしましたね。

 これで「《音楽》の正しい聴き方」を知る、という
よりも、それぞれが自分たちの意見を出すことで、
音楽の持つ幅の広さや懐の深さがわかるいい機会に
なったと思います。いくつかおもしろそうな曲も
あったので、それはまた何らかの形で紹介できれば
いいな、と思っています。

 そう、休憩中に新開地音楽祭のKAVCステージを
のぞいていたのですが、fulare_padがよかったですね。
あの音をギターとウクレレで出しているとは思っても
いませんでした。今度どこかで見に行こう。
 あと、福田典之も少し見たのですが、昔はもっと
高い音が伸びてたような気がするんだよなあ。