ライブに行く前、よく見るとプロフィールページ
「2010年4月、自主レーベル"Gulliver Village"を開設。」
という一文が追加されていました。これは彼らが、今までの
事務所であったGIZAを離れるということを意味しています。
今回のライブでそれについて何らかの発表があると思って
いたのですが、結局それには触れませんでしたね。

 ただ、その「決意」は、彼らが出す音楽で確実に
表現されていたと思います。いままでCDでは何度でも
聴いたことのある「コイニオチタ」や「アヒル(仮)」が
いままでよりもアグレッシブな感じになっていたり、
vo.アヤヲさんの声の使い方が変わっていたりして、
いままでと違う感じになっていました。

 それは、昔から彼らを見ている人が「昔に戻った
感じ」という表現をしていたのですが、おそらく
これが「かれらがやりたかった世界観」なんだと
思います。メジャーという枠を外れて「それでも
歌い続けていく」ことを選択した彼らが送った
渾身の20曲とアンコール1曲、まだまだ彼らから
目が離せないですね。

 あ、ついでなので書いておくか。実はこの
「変化」、前回のワンマンで気づいていました。
実はそのときに「たぶん彼ら、そう遠くないうちに
メジャーから離れるよ」と一緒に行った人に言ったん
ですよね。果たしてそれは現実のものになってしまい
ましたが、これだけのライブができるのなら、彼らは
まだまだ大丈夫でしょう。