ジッタリン・ジンとGO!GO!7188といえば、真っ先に
「ジェットにんぢん」が思い浮かばなければ
ならないのに、ライブでその話を聞くまで全く気づいて
いなかった私はファン失格ですね。そんな経緯が
あったので、この組み合わせはかなり「夢の競演」に
近いものがありました。

 まずはGO!GO!7188の登場です。のっけから「文具」、
その次に「ロック」だったかな、ワンマンでは最後に
盛り上げる曲を頭に持ってきました。もちろん会場は
一気にボルテージが上がり、というか私も久しぶりに
かなり暴れていました。

 今回は対バンなので時間がいつもより短めだったとは
いえ、またカギを落とす始末。今回は前より混雑して
いなかったためにすぐ見つけたものの、ちょっと
はじけすぎたかもなあ。

 そして、冒頭にもあげた「ジェットにんぢん問題」。
当時の誤解がようやく解け、そのときにジッタリン・ジンの
ほうから「対バンしましょう」という話があって今回の
ツアーとなったそうです。そんなわけで最後は
「ジェットにんぢん」、ただし歌詞の一部を変えた形で
歌っていました。ここしばらくこの曲を歌って
いなかったのは、「新しい歌詞でのお披露目は対バンの
場にしたい」という思いがあったからだそうです。
そんな新しい「ジェットにんぢん」で会場は大いに
盛り上がり、ジッタリン・ジンへバトンを渡すことに
なりました。

 そして、ジッタリン・ジンの登場です。彼らを見るのは
はじめてでしたが、かつて聴いていた…あれは
10周年のアルバムだったかな、それに入ってた
半分くらいは知っていました。そう、彼らは今年で
デビュー20周年を迎えたそうで、さすがそれだけ
キャリアを重ねているだけのことはあるな、と
感心しながら見ていました。

 とにかく、自分たちの強みをよくわかってて、
それを強調するようなステージを見せてくれて
いたと思うんですよね。そういうこと自体が
おそらく彼らが20年かけて積み上げたもので、
それだけの実績を重ねてきたのだと思います。

 そういえば、途中まではGO!GO!7188のほうが
盛り上がっていたように感じていました。ただ、
ジッタリン・ジンも最後の2曲はものすごい
盛り上がりをみせ、「ああ、この辺は彼らの
ほうが大人だからかな」と思っていたのは
秘密です。いや、年とともに体力が、ね。

 そんなこんなのツーマンライブ、最後は
おなじみのあの曲で締め、とにかく盛り上がり
ました。いやあ、いろんなことを忘れるくらい
楽しかったわ。