8f4e6018.jpg 今日のサンガさんは、磐田との
対戦でした。いやあ、なぜあんな
内容であの結果が出たんだろうね。

 なんだかんだで、西京極に来たのは約1ヶ月ぶりですか。
今回からホーム3連戦、ここでの結果が残留へ大きく道を
開くことになります。まず今日は磐田戦、現在16位とはいえ
実はサンガさんはあまり磐田に勝ったことがありません。
しかも磐田は監督交代直後で勢いあり、「こういう試合は
勝てないんだよなあ」とか思いながらスタジアムへ
向かっていたのは秘密です(苦笑)。

 ところが開始2分、田原の落としたボールをヤナギさんが
裏へ抜け出して(のはず)あっさりと先制してしまいます。
そして後半30分、CKからシジクレイが頭でたたき込み、
今期初の2点差で試合を終えることができました。この
シジゴール、実は彼のサンガホーム初ゴールだそうです。
(9/14 0:00追記:1点目、ビデオで見直したら全然違いました。
大剛がGKとDFの間に入れたパスにヤナギさんが反応して、
でしたね。)

 …と書くとサンガさんの完勝に見えますが、実は
簡単にサイドを破られ、そのままシュートを打たれて
しまうというとってもひどい内容でした。しかも
サンガさん、下手したらシュート数は5本いってないんじゃ
ないですかねえ。それだけ磐田に押されながらもなんとか
勝てたのは、とにかく「磐田のシュートがゴールに嫌われて
いた」という1点に尽きます。
(9/14 0:00追記:スタッツを見てみると、シュート数は
サンガさんが6本、磐田は13本でした。どうなんだろう、
決定機の数は圧倒的に磐田のほうが多かったと思います。)


 まだ1点差だった後半10分、磐田がPKを獲得します。
ところが、それすらもジウシーニョが右に外してしまえば、
さすがに得点できるチャンスは少なくなってきます。
それを見て「あと1点を取ったほうが勝つな」と思っていたら
サンガさんがCKを獲得し、それをあっさりと決めてしまう
わけですから、本当にサッカーというのはわからない
ものです。

 ただ、今年のマリノスも、去年の広島も、そして
一昨年のサンガさんも、「いい試合をしてるのに勝てない」
というのはたいていこういう状態だったりします。
この試合からオフト監督が指揮を執る磐田がここから
どう巻き返すのか、それともこの状態でシーズンを
終えてしまうのか、それによって今年の順位が決まって
いくだろうと思います。

 なんにせよ、退場者のいない状態ではじめて磐田に
勝利したサンガさん。この勢いをもって、来週は
ガンバと対戦します。順位がどうだろうと、次だけは
絶対に勝ってやる。