手帳には明日の予定としてこのライブは書き込まれ、
つい昨日まではそのつもりでおりました。ところが今朝、
「明日ライブだし、今日のうちにチケット入れておくか」
とチケットを見たら、なんと木曜日だったことが発覚。
虫の知らせなのか、とにかく気づいてよかったわ。

 こう見えても仕事は爆発中でございまして、結局会場に
着いたのは19時30分すぎ。すでにHALCALIが
クライマックスに入ろうとしておりました。さらに持ち時間を
考えると、途中抜けをしないとならぬかも。

 ってなわけで、個人別レポート。

*HALCALI
 ま、今となっては「デビューの頃から注目してました」
って言っても信用されないわな。彼らのファースト
アルバムを買わなかったのはCCCDだから、って、
どのくらい前の話だったっけ。そんな中でたまたま
彼らがライブをすると聞いたので、見てみたく
なったんです。

 結局最後のパート、3曲しか聴けませんでした。でも、
「ああ、すごく完成されたステージだな」というのは
伝わってきましたね。見たことないけど、perfumeが
やってることってこんなかんじなのかな、と思いながら
見ていました。

*□□□
 四角を3つ書いて「くちろろ」と読むアーティストが
いる、ということは知っていたものの、ライブを
見るのははじめてです。まず、そこにある楽器の
多さに驚きました。ヴォーカル&ピアノ、ギター、
6弦ベース、ドラム、「鍵盤(キーボード)」、そして
ギター&サンプラーの6人編成なんですね。

 そこから出す音は「なんでもできる」感じが
するんですよ。ただ、その「なんでもできる」ことが
逆に「何が売りなのかわからない」状態を作って
いるようにも感じました。なんだろ、特徴が
ありそうで「ひとことでは言えない」というか。

*APOGEE
 ヴォーカル&ギター、ベース、ドラムという
スリーピースに、鍵盤を操る人が2人の
5人組。鍵盤の2人はピアノのほかにも
パイプオルガンのような音も出しており、それが
このバンドに独特の味を出しているように
思えました。ただ、その鍵盤の音が、このバンドの
評価を「ごまかしている」ような気も。