またしても渋谷近辺で起こっていたカオスな
できごとはおいといて、本日のメインイベントは
百歌でございます。私が東京百歌に来るときには
篠原ねーさん、奥井亜紀さんに加えて誰かが
目的になることが多いのですが、今回は
さかのぼること3週間前にarpが出演することが
判明したために急遽チケットを押さえることに
なっています。しっかし、この近辺の予定が
これだけ急展開するとは1週間前ですら
予想してなかったわ。

 さて、今回もいつものように個人別レポート
いきます。18時からはじまるこのライブ、
果たして何時に終わるでしょうか?

*ナナ・イロ
 「私好みの声だな」と思いながら聴いていたのは、
どうやら「KOKIAっぽい」からのようです。最近の
KOKIAさんはバラードをあんまり歌わないから
そのままでも…というのは冗談として、
コーラスをもう少し前に出すとか、もうちょっと
「らしさ」を出してほしいな、と考えながら聴いて
いました。

*arp
 arpファン的な視点からだと、「いつものライブ
でした」ということで。ただ、その「いつもの
ライブ」というところが、東京百歌的にはかなり
「異質」で、もしarpというアーティストを知らずに
いきなりこのライブを見たら違和感を持った
気がします。対バンに慣れてないのかな、
「arp」という言葉が彼らからひとことも
発せられなかったのがかなり致命的な感じ。
 しっかし、この打ち込みバリバリな音楽を
ねーさんはよく百歌に出したよなあ。

*高田梢枝
 なんだろ、「数年前はバリバリ反体制だった
人が、時の経過とともに丸くなった」感じ?
キャリアはそれなりに積んでいる分、その
経験で萎縮している印象さえ持ちました。

*より子。
 「もっと自信を持とうよ」と書いたのは、いつの
MINAMI WHEELだったか。あれから月日が
流れ、そこにいたより子。はしっかりと自信を
つけていました。ちゃんと、歌がこっちまで
向かって来ていたもん。
 あと、3曲目だったか、「ドラクエをやりながら
書いた曲」は、その風景が浮かんできて
かなりよかったです。

*奥井亜紀
…「うたの素」でもあれくらいしゃべって
くれたらいいのに(ぼそ)。
 曲のほうは「Wind Climbing」を久しぶりに
聴けたのがよかったです。そしてトークは、
さすがの奥井節炸裂。1回2曲連続が
あったので「あれ?」と思ったものの、
やっぱりあのくらいは聞きたいなあ。
最近のうたの素、4曲連続で歌ったり
するもんなあ。

*篠原美也子
 約1年ぶりのねーさんは、相変わらずの
ご様子でした。すでに、歌を聴いている
だけで安心感があるもんね。
 しゃべりも「少し少ないかな」程度で、
きちんと落としてくるところもさすが。
 …って、何を評価してるんだか。

 という百歌は、前半の人たちがオンタイム
進行だったのと転換がほぼ5分以内に
終わったこととで21時半には終了。これは、
O-Westのスタッフも相当転換に慣れて
いる、ということなのかもね。
 そういえば、今日は隅田川花火の
日だったとか。さすがにそれは
知らなかったわ。