今日は久しぶりに早く帰ってきたので、しばらく書いてなかった
長野県ネタを。昨年夏に康夫ちゃんが失脚し、村井仁さんが新しく
知事になられてからそろそろ半年、ですか。

浅川「穴あきダム」08年度着手へ 知事が発表(信濃毎日新聞)
長野県、脱「脱ダム宣言」へ 田中前知事中止の計画復活(朝日新聞)

 昔康夫ちゃんを追っかけていたときにこのあたりのことも勉強を
していたのですが、もともと浅川流域は洪水が起きたときに
現状では氾濫する確率が極めて高く、それに加えてダム以外の
選択肢で同等の治水効果を上げるのは不可能だったと記憶して
います。その意味では、「浅川に限って」、しかも「利水効果のない
穴あきダム」をつくるという選択はきわめて妥当なものだと考えます。

 で、朝日さん。この記事で康夫ちゃんは「穴あきダムをつくる」って
言ってるみたいなんですけど、今回の案と何が違うんですか? まさか、
「高さが1m高い」とか言わないですよね?
河道内遊水池は最大高さ49m 浅川代替案(朝日新聞)

(2/18追記)
 この記事の「もともと浅川流域は洪水が起きたときに現状では氾濫する
確率が極めて高く」という部分について、「上流の大雨で浅川が氾濫した
ことは一度もありませんし、中下流部は著しく河川改修が進み、想定できる
大雨での氾濫はまず考えられません。」というご指摘をいただきました。

 実は浅川の上流域と下流域がどのような構成になっているのかは私の
不勉強で全く認識しておらず、その意味で行きすぎた表現であるかも
しれません。現在は長野のことに手を回す余裕がありませんが、時間が
取れ次第きちんと調べようと思います。