前回のいづみさんワンマンにも出てきたSANISAIと、
そう遠くないうちに対バンをするそうだ、という話は
入ってきていたものの、気がつけばチケットの販売日を
過ぎていた、という体たらく。それでも、最終的には
ソールドアウトになったようなので、見れただけでも
御の字なんだろうな。それにしても、「サニサイヅミ」と
いうタイトルを知ったとき、思わず笑ってしまいました。
「あー、そうつなげるんだー」って感じで。

 まずは4人全員が出てきてそれぞれの曲を2曲、
そこでSANISAIのコーナーで2曲、続いていづみさんの
コーナーで3曲、あとはサニサイヅミとして4人で、
という流れでした。これでもわかるように、今回は
「SANISAI」「児嶋いづみ」というアーティストではなく、
「サニサイヅミ」というユニットを中心に据えての
ステージを見せてくれました。
 その中でそれぞれがお互いの曲を歌ったりもして
いましたが、今回はSANISAIの曲をいづみさんが
自分の世界に引き込む、なんてことはなく、4人の
息がぴったり合っていたと思います。さすが、何回も
リハーサルしていただけのことはありますね(笑)。

 そう、今回の進行役はSANISAIの弟、隆平でした。
そんなにSANISAIのライブに行っている訳じゃない
ものの、隆平くんが「今日は俺ばっかりがしゃべってる
(ので、チューニングを忘れる)」って言ってたんですよね。
そう言われてみると、いつもは和嘉子お姉ちゃんが
仕切ってたっけ。とはいえ、それができるのは
いづみさん曰く「みんなB型だから」だそうです。

 そして、今回いちばんうれしかったことは、お互いが
お互いのいちばん好きな曲を歌うコーナーがあったん
ですが、そこでいづみさんは「ヴァージンロード」を、
そしてSANISAIは「ずっと一緒に」を選択してくれた
ことでした。特に、あの「ずっと一緒に」は、おそらく
インディーズ時代のアレンジだったんじゃないかと
思います。あのアレンジであの曲が聴けることは、
もう一生ないのかと思っていました。

 そんな楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は
「あみだ池筋高台橋公園前」という曲でした。
この曲、今回の会場であるknaveにちなんだタイトルで、
まさにこの時期しか書けない詞を4人が順番に
書いていったそうです。4人それぞれが個性的な
詞の世界を見せ、なかなかおもしろい曲に仕上がって
いました。

 そしてアンコールはまずリーダーがいづみさんの
曲を歌い(なにか忘れた…)、最後はSANISAIの
「一番星」でした。最後まで盛り上がったままに終わり、
ライブが終わってもまだまだ拍手がなりやむことは
ありませんでした。

 ということで再びメンバーが登場し、ダブル
アンコールをすることに。「全く準備していない」と
いうことでしたが、最後は「童神」をみんなで熱唱
しました。とはいえ、歌い終わったあとの第一声が
「できた」だったのがドタバタぶりを象徴しているかと。

 全体的にはしっとりとした曲をそれぞれで、
アップテンポな曲はみんなで、という分け方をしていた
ようで、お互いを知らない人でも十分に楽しめたの
ではないかと思っています。私は両方とも知っていた
のでさらに2倍楽しめ、かなり気持ちよかったです。

*その他、いづみさんのライブレポはこちらにもあります。
こじまいづみ「PICTO:GRAPHIC」<2007.7.21>
「サニサイヅミ Vol.2」<2007.6.6>
こじまいづみ「PICTOGRAPH」<2006.11.11>
児嶋いづみ at RAG<2006.2.14>