つい一昨日のこと、ようやく今週の予定がそろったので
今週あるのは知ってたけど踏ん切りがつかずに買って
いなかった小曽根真のチケットを買うことにしました。
とはいえ、その前後の行動を考えると「勢いで買った」
というのがいちばん正しい気もします。

 会社帰りで行ったこともあり(当たり前か)、あまりいい席は
とれずにステージ向かって右側から見る形になりました。
そうするとドラマーのクラレンスがいちばん近くにいる
わけですが、クラちゃんはすごいわ、と改めて感じるには
十分な位置でした。表情こそ見えませんでしたが、3組の
スティックを自由自在に操る様子はかなり魅了されました
から。あのスティックさばきは、一度見ていただくことを
強くおすすめします。

 そんなわけで、私にとっては主役の小曽根さんがかすんで
しまったかも。でも、小曽根さんの表情を見ているだけでも
楽しいのはいつも通りでしたし、なにより息のぴったり合った
3人が奏でる音は聞いているだけで私を楽しくさせて
くれましたよ。

 そう、今回はブルーノートで行われたのですが、ライブが
終わって梅田の地下街を歩いているときになんだか
「下界に降りてきた」感覚がありました。ふだんライブに行って
そのような感覚になることって滅多にないので、やはり
ブルーノートという「劇場」の効果なのかな。あんまり気楽に
行けるとこではないけど、たまにはこういうのもいいね。