そういえばよりえさん最近見てないんよなあと思ってまして。神戸はちょっと遠いなあと思いつつ、対バンもおもしろそうだし見る価値はありそうだとART HOUSEへやってまいりました。
なにやら電車が遅れてたりで到着は19時半、そう考えるとやっぱり神戸は遠いというか普段どれだけ恵まれてるかだな。ただなんとか2番手には間に合いました、さすがにより赤は最初から見たかったのでホントよかったわ。
＊よりえと赤子
Vo&Gt,ダンスの女性2人組。なんだかひさしぶりな感覚だなあと思ったらほぼ1年ぶりじゃないですか、そりゃいろいろ変わってるよな。
よりえさんがジャンベとか口琴とかを使ってたり赤子さんがコーラスをしてたりとかあってそれは「変わったこと」で、割と横に広くて柵のある「いつもと違うこと」も合わさって、うまく言えないけどショー感が出ていたのがおもしろかったです。この感じがはまるのなら歌小屋の二階とかもよさそうだな。あと赤子さんが最近のthanでは見ない感じに仕上がってたのも興味深かったです、実は赤子さんのやりたいことが多分に入ってることも見えてきたもん。
＊スロウ
Vo&Gtで、サポートにGt,Ba,Dr,Key。そっか、このアレンジってバンド時代のpechicaっぽいんだわ。
男性ヴォーカルだと「ほたる日和みたい」ということばになるのですが、ちょっと声のバランスが悪い気がしたかなあ。勢いをつけて強くいくと音程が定まってないように聞こえてしまい、曲的にそのへんがシビアに求められるので結果として下手に聞こえてしまう場面が残念だったんだ。そのバランスは簡単じゃないけど、しっかりつかめればだいぶんかわりそうな気がします。そう、この感じならthe sankhwaと一緒に見てみたいと思ったっけ。
＊andare
女性Vo&Epf,男性Drの2人組。普段para-dice界隈でしか見ないので新鮮なところもありつつ、でも考えてたことは一緒だったな。
やっぱりVo.国吉さんの圧倒的な歌唱力は魅力ではあるのですが。たとえば新曲で「私の中ではかわいい曲」という表現をしてたんだけど、それが「かわいい歌詞」ではなかった気がして引っかかってるんだ。その意味での表現力が彼らにつけばこわいものはないと思うけど、それは彼らのやり方ではないってことなんだろうねえ。
