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 今日のサンガさんは町田との対戦でした。前半はどうなるかと思ったけど、この勝ちを次に生かせるかが昇格のためには鍵になりそうな気がします。


 今節もスタメンをかえてきたのでどういうフォーメーションになるか注目していましたが、どうやら宮城、闘莉王、本多の3バックにサイドハーフが黒木と福岡、庄司がアンカーでトップ下に金久保、サイドアタッカーで仙頭と小屋松を使いトップに宮吉だった模様です。安藤がスタメンから外れたあたり前節よりも守備的にいくことが考えられ、まずは失点をしないことだろうなあと思いながら見ておりました。

 とはいえ、このところうまくいってなかったこともあるのか前半はかなり固かったですね。普段よりロングボールも多かったし「この状況をなんとかしよう」という思いは感じたものの、そこからなかなか相手ゴールに迫ることができなかったように見えました。ただ町田のほうもまず守備だったのか、つーりおさんにまったくプレッシャーをかけていなかったのでボールが簡単に回せており、そのままスコアレスで折り返します。この時点ではこういうときにポコッとやられるのを心配しておりましたが、今年のサンガさんはそんなことなかったです。

 そして後半、やはりボールを持つサンガさんとカウンターを狙う町田という構図が引き続き展開されます。そのなかで72分、仙頭くんがこれまでなかなか見せなかった縦の突破を成功させます。そのまま抜け出してから真ん中にクロスを送り、それを小屋松が押し込んでついに先制しました。結局のところこういう強引さが得点につながるんだよな、その意味でも大きかったように思います。

 そのあと仙頭くんにかえて一美を投入し、直後に金久保が奪ったボールが一美の前にこぼれます。それを確実に仕留めるのがストライカーだなあと思いつつ、これでだいぶ楽に試合を運べるようになりました。少し危ない場面もありましたがそのまま2-0、完封できたという意味でも大きな試合になりました。

 今月は前後にアウェイが続くため唯一のホームゲームでしたが、勝ててなかったなかでこの試合ができたのはひとつの収穫だと思います。ただ自動昇格を目指すのなら上位チームなら前半の内容でやられてた可能性が高いですし、まだまだ足りないものもあるように感じました。来週から九州2連戦だ、そこでまた真価が問われるよ。