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いや、para-diceのスケジュールを改めてチェックしてみたら「あれ?」と思う日があって。やっぱりこれは見ておきたいと思ったし、そりゃ見にくるわけです。

 到着は19時半すぎ、1番手の礒野聖矢は3曲ちょっとかな。彼の世界はきっちりと出せるようになってると思ったけど、ここからどう広げていくかが大事になっていくように思いました。それはまわりを巻き込む形でもいいし自分の世界からでもいいけど、もうひとつ武器を持てるとおもしろそうだもん。さて残り3組、のんびりやっていきます。

オガサワラヒロユキ
 ギター弾き語り。いやいや、珍しく攻めてたなあ。
 2曲目に新曲をぶち込んできたことも、そこ以外は王道セットリストでまったくpara-diceのホームっぽさを出してなかったことも、なんかどこかに乗り込む気合いのようなものを感じたんだ。それがこのイベントの趣旨なのかな、この空気をなじみの3人が出せたということがもう成功なのかもしれません。

Ayu Okakita
Vo&Gt&シンセで、打ち込みもけっこうたっぷりな感じでした。実は昔のCDを聴いてみて「やりたいことやってるのかなあ」と思ったのですが、今日のほうが圧倒的にやりたいことが見えてきたんだ。
 「悦びに咲く花」のころのACOがイメージとしてはいちばん近くて、それこそ90年代後半に少しブームとなったテクノ歌謡的な世界観がとっても心地よかったのです。誰と対バンしてほしいかを考えるのもおもしろそう、でもその前に「懐かしい」がきたのはそれがちょっとからなのかも。

ヨヲコヲヨ
 ギター弾き語り。昔にくらべて歌詞が聞き取りやすくなったなあと思って聞いてたっけな。
ただ、そうすると歌詞が「入ってこない」のが余計に気になって。それはやっぱり難しくてすぐ処理できないからかなあ。それではなくてももうひとつ「わかりやすさ」がほしくって、この世界にきっちりそれを入れ込むことができれば相当におもしろくなると思うんだ。