IMG_7391 オガサワラさんとふじわらさんのツーマン、これで4回目って言ってたかな、ふじわらさんは見る機会があんまりないこともあるし、これは見ておかないとねとなりました。



先攻は藤原弘尭でした。いやあ、なんかいろいろ含めて気合が入ってたなあ。

 途中で「TONIGHT IS THE NIGHT」をはさんだり指がつってみたりのたっぷり1時間15分ステージは、なんというか「しばらく歌わない」というつぶやきのとおり「最後」を感じさせるものでした。その意味でいつもより表現力を感じたりしてて、その気合をほかでも出せれば違うのになあと思ったり、でも今日だからこそ見えたものなのかもと思ったり。


 そして後攻はオガサワラヒロユキでした。こちらはいつもどおりというか、普段の雰囲気を出してたな。

 前半は古めの曲も多くって、それがまた懐かしいなあと思ってたり。途中「ロロ」のあとのMCで「この曲をつくったときよりいまのほうがよくなってるし、たぶん30年くらい経ったらヨボヨボになって歌ってるんだと思います」みたいなことを言ってて、「らしいなあ」と思いながら聞いておりました。そうしてオガサワラさんはずっと歌っていくんだと思うし、その覚悟が垣間見えたような気がしてさ。


 オガサワラさんは本編70分くらいか、ダブルアンコールもあってやっぱりたっぷりでした。ふたりともよく見てるだけに8割方知ってる曲だったし、ふたりで今日の世界をきっちり見せてもらえたいい夜になりました。

今回はふたりがちょっと昔につくったCDを。このツーマンの2回目がふじわらさんのこのCDのリリースパーティーファイナルだった、というはなしもありましたね。

かなしみがあふれても
藤原弘尭
ANABA RECORDS
2010-11-24

ハクチズ
オガサワラヒロユキ
4-FRAME MUSICS & RECORDS
2009-08-08