もう昨日になりますが、サンガさんはFC岐阜とのアウェイでございました。0-2をひっくり返しての3-2、ここ2年のサンガさんにそんな力があるとはつゆにも思わず後半早めに諦めてたからねえ。


この夏に7人もの選手補強をしたサンガさん、そのなかで昨日はジュニーニョ・金久保・庄司の3人がスタメンに名を連ね、交代選手も冨田・カイオと2人がこの夏の補強選手でした。ジュニーニョはどこでも顔を出せる今年のサンガさんにはいなかった選手で、まったく運動量のないメンバーだったこれまでとは違う試合ができそうで楽しみな選手だと思いました。ただ前半でバテてしまい後半はあんまり出てなかったよね、あれだけ暑いなかを動き回ってたらそりゃそうかなあ。

まず前半に完全に崩されて先制され、後半の頭にも追加点を許してしまいます。ただあれって1失点めはビクトルのキックミスからだし2点目もなんかミスがらみだったよね、そういう状況でちょっと集中力が切れてしまう場面があってそこが失点シーンに結びついていたように思いました。だからこの順位なんだといえばそうだけどさ、あれが改善されないかぎり無失点試合は難しそうだなあ。

そして得点シーンは1点目が若原くん>カイオ>ロペス>庄司という完全に空中戦を制して取ったもので、その3分後に出た同点ゴールは相手のパスが前線のロペスに入ってしまいそれをうまく決めたものです。実際岐阜にも風間宏矢を中心にチャンスはいくつもあって、それがひとつとはいわずあとふたつみっつ入ってればサンガさんは完膚なきに叩きのめされていたことでしょう。そして88分に仙頭くんが抜け出して真ん中にいたロペスにパス、それを冷静に沈めて逆転し、今季初の連勝を飾ることになりました。

2点目が入っていなければそう簡単に逆転できなかったかもしれませんが、ここまで運を味方にできてないサンガさんからすれば勝ちきったことを評価していいと思います。とはいえまだ最下位なことには変わりないわけで、ここからまだ勝ち続けることが必要になってきます。もうここまで落ちてるんだ、這い上がるのも一歩ずつしかないよ。