IMG_6980 最近新しいバンドを見てないなあと思ってたし、なにやら女性ヴォーカル多めっぽかったのでPangeaをのぞいてくることにしました。



 到着は19時すぎ、2番手からになった模様です。よく考えたら今日はほとんど見たことないバンドばっかだ、どんな雰囲気になるんだろうな。


Susan Hendrix

 女性Vo&Gt,男性Ba,女性Drのスリーピース。最近こういう音楽をよく聞くようになった気がする、そんなブームが来てるのかも。

 雰囲気とかを考えればほぼGLIM SPANKYの世界で、ただアップテンポな曲って4曲目だけだったかな。そのなかであんまきっちり歌えてなかったというか、特に動かないはずの音程でかなり揺れててメロディーが見えなかったんだ。「そこでなぜ」と思うアレンジとかしっかり固めきれてない場面もけっこうあったので、そういうところを詰めていけばもっとおもしろいバンドになりそうだと思いました。この感じだったらバウンダリーとかファープレとかと見たいかな、意外とみんな違った方向を見てそうだし。


SEAPOOL

 女性Vo&Gt,女性Ba,男性Drのスリーピース。どうなりたいかにもよるけど、この感じも悪くないかな。

 声のできてない感じがなんかセンチメンタル・バスっぽくって、そういうできてないっぽさを前面に出すのもありなのかなあと思ったんだ。どうなんだろね、うた以外のところで魅力を出すことができれば大丈夫だろうけど、彼らがどういう音楽をしたいか次第のところもあるからなあ。


DRILL

 男性Vo&Gt,男性Ba,女性Drのスリーピース。そだな、かなりギャップのあるバンドという印象を持ったかな。

 見た目とか振付とか小ネタとかのコミックバンドっぽいところと意外に重めなロックバンドの面が同居していたように思います。ただそれがしっかり混ざっていたかというとそうでもなかったかも、そういうところを含めてお客さんをもっと巻き込むことができればもっとおもしろくなりそうに思えました。ツアバンだから難しいのはわかるんだけどさ、そういう空気を出す練習だと思って場数を踏めば変わっていくのかも。


女の子のマーチ

 女性Vo&Gtで、サポートにBa,Dr。この感じだとギャルバンということばがしっくりくるな。

 声と曲の雰囲気がもろチャットモンチーだったからな、そりゃあねえ。ただ、1曲のなかでリズムをかなり動かしてて、それについていけないところがあったのはちょっと残念でした。ひとつわかりやすい曲があればまた聞こえ方も変わるのかも、もっと声を前に出すことができればとも思ったけどそれは曲を「考える」ことがなくなれば難しくない気もしたし。