IMG_6341 そんな余裕あったようなそうでもないような、という状況ながら、なんとなく行っといたほうがいいような気がして歌う魚へやってきたのです。


 到着は19時半過ぎかな、ちょうど1番手が終わるところでした。まあそういう日もあるよねえ。


寺治爽子

 ピアノ弾き語り。そうだねえ、いろいろ含めて「東京っぽい」というのがいちばんの感想だなあ。

 割とハスキーな声をしてたのでしっかり使えればおもしろいと思うんだ。でも歌い方がよくあるシンガーソングライターっぽくて、その意味で特徴が消えてるんよね。あの歌い方だとちょっと気を抜いただけで下手に聞こえたりテクニカルなとこもあったけど、それ以上に彼女の「強み」がどこにあるかを見つけたほうがいいように思いました。



わっこ

 ギター弾き語り。そっか、前とまったく印象が違ったな。

 前どちらかというとよくないイメージだったのは、おそらく歌詞を聞ける状況ではなかったからで。最近中津川に引っ越したというつかみからすっと入っていくと、かなりしっかりと情景が見える歌詞を書いてるんですね。うたのパターンが決まってるのでもう少し聞かせる工夫もほしいけどまずはこの世界観をしっかりと伝えることだと思うし、ある程度はできてるのかもね。


いおかゆうみ

 ギター弾き語り。ああそっか、今日の流れだとまた違った感じで聞こえてたな。

 基本的に朴訥とした歌い方をするのはそうなんだけど、今日は「歌詞を聞く」モードになってたのですっと入ってきて。でもいおかくんの場合って曲のなかでも歌詞が飛んでいくというか、あんまり1曲のなかでつながってないんだよな。たとえば曲のテーマを決めてそれだけしか歌わないようにするだけでもだいぶわかりやすくなるのかも、やってみる価値はあるんじゃないかな。


#で、このタイミングでまさかの本城さんがBGMに。一部で異様な盛り上がりを見せておりました。


金丸亮太

 ギター弾き語り。いやいや、今日はなんか攻めてたなあ。

 ふだんのソロもだし、今日の流れも考えればゆったりと聞かせるのかと思いきや、割と抑揚をつけて感情を伝えにいってたもんんな。バンドでは見るけどソロでもこれができることがわかったのはかなり収穫だし、あとはそれをどう使い分けていくかになるような気がします。