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 ワンマンとしては2年ぶりの川村結花となります。あとで見ると今日はけっこういろんな予定があったみたいですが、彼女のライブがあるのならやっぱりそれになっちゃうんだよね。


 去年リリースされたアルバム「ハレルヤ」の曲が中心になってたとはいえ、それ以外の曲たちがまた憎かったのです。「夕日が沈んだら」もあって、これは彼女自身もひさしぶりだって言ってたっけ。もちろん誰もが知ってるあの曲もあったし「朝焼けの歌」もうれしかったんだ、このあたりでいつものように「やっぱ名曲しかないわ」となっておりました。

 そしてやっぱりMCうまいなあと思う場面もたくさんあって。大阪出身ということでネイティブな関西弁を駆使して会場を笑いに巻き込む技術はさすがだなあと思いながら聞いてたもん。さっき出た「夕日が沈んだら」を歌ったあとに「あのときからシチューはハウスしか買ってません、またそんなCMの話来ないですかね...大阪だとグランシャトーとか...グランシャトーはだめですね」だったりとか、文字だとさっぱりですね。

 にしても、やっぱり彼女はいつまでたっても「一流のアーティスト」でいられるんだろうな、ということを強く感じた夜でもありました。齢50を超えて少し声が厳しくなってるように見えてもちょっと歌い方を変えることでまた違った世界を見せてくれているし、そのためか少し気持ちを入れるようになってまたそれが刺さってくるし。そういえばMCも一時期ほとんどなかったのに最近少しずつ増えてるのもそんな関係があるのかなと思ったし、そんなのも含めてやっぱり彼女は「日本一の女性シンガーソングライター」なんだと改めて思いました。なにを評価するかだけどさ、ここまでしっかり自分の世界をわかっててそれをしっかり見せられる人ってなかなかいないよ。


ハレルヤ
川村結花
日本クラウン
2017-11-08