image 今日のサンガさんは、松本とのアウェイでした。いやいや、試合前から「普通に勝てるわけないし山雅がプレーオフ進出に対するプレッシャーをどれだけ受けるか次第だな」と思っていたらその通りになってしまうとは。
試合を通じて山雅にも決定機はかなりあり、普段の試合ならそのうちひとつふたつは簡単にものにできるものだったように思います。ところがいつもなら出るだろう最後の一歩が出てなくて、そのためにクロスが抜けてしまってチャンスが潰れるシーンをいくつも見ることになりました。逆にサンガさんはFKのこぼれ球を本多がミドルで沈めて先制し、ってよく考えたらこのきっかけになったファールって山雅のGKがエリア外でハンドをした場面ですよね。プロの選手ではちょっと考えられないプレーで、そういうところからも山雅の選手たちはいつもと違ったのかもなあと思っております。
(19:30追記:すみません、FKから先制したのは間違いありませんがきっかけはそこじゃなかったです。でもそんなファールをしてしまうような心理状態だった、というのはやっぱり言えると思います。)

そんなわけで今年の全日程がすべて終了しました。12位ですか、戦術がない状態でよくやったというのは言いすぎですかね。最後は選手・監督・スタッフ・サポーターみんなで肩を組んで終われることができたし「終わりよければすべてよし」ということにしておきましょう。そして来年はどうしようかな、でもたまにこういう試合をしてくれるとやっぱりシーズンパスを買ってしまうんだろうな。とにかくまずはJ3に落ちないこと、そのうえでどこまで上積みができるかになるでしょう。3年連続の赤字を避けるために緊縮財政が宣言されている来年、今年みたいなサッカーだとあっという間に降格しそうで心配はつきません。