image なんだかんだでよく見てるEasycomeが企画をするそうで。対バンもまったく知らなかったけど、「おもしろそうだし行ってみようか」となったのです。

なんとか開演直前くらいに着きましたが、すでにたくさんの人が開演を今か今かと待っていました。今回ははじめてのバンドが多いし楽しみだ、ってことでいつものいってみます。

浪漫革命
Vo,Gt,Gt,Ba,Drの男性5人組。基本的にはラップだよね、この感じはちょっと懐かしかったり。
近いところでRIP SLIMEなんかもそうだけど、なんとなくスチャダラパーとかぶって見てたんだ。もちろんその世界観からして音程はあまり動いてなかったけどある程度は歌えてたし、その音の海はかなり気持ちよかったです。

阿佐ヶ谷ロマンティクス
女性Vo&小楽器、男性Gt,男性Ba,女性Dr,男性Keyの5人組。なるほどね、なんか違和感を持ってたのはそれでだ。
アレンジとしてはジャジーなところもあって、でも「なんかぴったりはまんないなあ」と思いながら聴いていました。4曲目くらいかな、その理由が「バックがジャンスマっぽいからその声じゃ物足りない」ことがわかってかなり納得していたのです。そっか、ってことは彼女の声に足りないのは哀愁だな、難しいだろうけどそれがしっかりつけば相当おもしろいバンドになっていきそうだ。

台風クラブ
Vo&Gt,Ba,Drの男性スリーピース。今回の持ち時間が35分で最新アルバムが32分ということで、アルバムを曲順通り演奏して去っていきました。
そだな、ちゃんと見たことないけどトライセラとがバインってこんなイメージだな。ことばだと「しっかりロックしてるけど音程がちょっと甘くて、でもそれがしっかりと味になっている」というか。なんかジャカランタンと対バンしたらおもしろそうに思えたっけ、表面的な音楽は似てるけど向かってる先が違うからそのギャップがおもしろそうで。

#そうそう、ここまでずっと最前列で踊ってたおねーさんがおりまして。その方が次はステージに立つみたいですよ、そこまで楽しむのもすごいしプレッシャーなく最後まで見ちゃうこともすごいなあと思ったり。

Easycome
女性Vo&Gt,男性Baの2人組で、 サポートにBa,Drだっけ。いろいろ含めてここが精一杯なのかなあ、というのがいちばんの感想だったり。
割といつものライブはできてたと思うんだけど、そのライブが前の3組を食えてたかというとそうでもなくて。特に全体的な音がちょっと薄くって、はじめなんか勘違いして「スリーピースだから仕方ないかなあ」と思ったくらい。あとこれは性格もあるんだろうけど、「楽しい」ってのをうたで表現しきれてないというか、いつも見てると「いつもはこんなことしないから楽しいんだろうな」って思うんだけどそれいつも見てないとわからないよなあというか。ここから前の3組との差をどこまで埋めることができるかだね、その差は決して小さくはないけど埋められないものではないからさ。