image 今日は意外とひさしぶりな方々が出るということでpara-diceへやってまいりました。

到着は19時半くらいかな、1番手plus oneが2曲ちょっとでした。Vo.sinriの世界はしっかりできてるけど、そこに幅というか奥行きが出ればもっといいのになあと思ってて。ただ、ちょっと彼女の環境が変わるみたいなので、それに期待してしまう自分がいるのです。さてと残りは4組、これ今日も長そうだなあと思いながらいつものいきたいと思います。

山添ヒロカズ
ギター弾き語り。なるほどね、以前より声の説得力が出てきてるな。
もともと歌詞はわかりやすいから、そこで声に説得力がつけばやっぱ歌詞がストレートに伝わってきて。メロディーのわかりやすさも含めて、きっちりフォークソングになっていました。ただそのままで来てないのが山添さんっぽいというか、リズム的にはかなり変化してるんだね。そこもストレートに出せればもっと伝わりやすくなるような、山添さんのらしさがなくなるような。シム八でリズム取れなかったのもそこが原因っぽいし。

INUUNIQ(solo)
電子ピアノ弾き語りの女性。para-dice初登場だそうですよ、言われてみればvijonとかのイメージだしここでは聞いたことないのかも。
ひっさしぶりに亜紀さんのアルバム「Wind Climbing」が聴きたくなりました、ゴスペルがベースだしその歌い方って意外とあのころの亜紀さんっぽいんだよな。この感じのアーティストって亜紀さんとかKyoko Sound Laboratoryあたりは昔好きだったよなあと思ってて、彼らとの違いはなんだろうと考えてたら「曲のわかりやすさ」かなあ。彼女のカラーもあるだろしメロディーが残ってこないんだ、ひとつでもわかりやすい曲があればなんか変わるかも。

ベロニカ
男性Vo&Gt,女性Vo&Epfの2人組。Vo&Gt.安井さんが前に出てるのっていつもだっけ、今日のバランスを考えてこうなったのかな。
もちろん悪くはなかったんだけど、前2人が割と強烈に前へ出てきてたのでそれにくらべるとかなりあっさりしてたかなあ。このへんはバンドの色もあるし一概に言えないか、でも今日の感じだと確実に埋もれてしまってたのがちょっと残念だったな。

奥村兄弟
女性Vo&Gt,男性カホンの2人組。そっか、はじめは「できてないなあ」だったけどなんでかわかったかも。
けっこうメロディーが動いてなくて、そうなるとかなりの歌唱力が要求されるのにそこまではいけてなくて。特に前半は勢いを全面に出してたんだけど、それがなんか「つんのめってる」ように聞こえてたりもしたっけ。まずはどっから手をつけるかってまずきっちり歌えるようにするところからだろうな、それができれば勢いがついてもそこまで壊れないだろうから。