image あ、ライブレポかなりひさしぶりですね。ここ2週間くらい断続的に大阪を離れていたからか、そりゃ半月ぶりになるわ。今夜はまたアヤヲさんがRAGに来るということで「そりゃ行かなきゃ」となったのでした。

前の予定とのかねあいもあって到着は18時50分、オープニングアクトでRAGの制服を着た石黒文野が歌っておりました。ギター弾き語り。寺前未来のような雰囲気を感じつつ、ちょっと声のイメージを伝え切れてないように思えたのでもすこし感情がストレートに伝わってくると変わるのかな。

そしていよいよツーマン、先攻はアヤヲ(Vo)と山田明義(Gt&Vo)でした。いやいや、やっぱアヤヲさんすごいなあ。
たとえばGulliver Getでいえば「ピース」とか「あいのことば」とか明るい曲のイメージがあるかもだけど、「じゃあね」とか最近作ったという「ひとりごと」とかのスローテンポな曲のほうがちゃんと彼女の世界を見せているように思えたんだ。それも含めて、ここまで「きっちり歌える」アーティストってなかなかいないなあと思ってて、シンガーソングライターとして曲だったり歌詞だったりでその世界を作れる人もいいけど彼女はシンガーとしてしっかり自分の持ってるものを出せるんだよね。ガリバーさんの曲は一時期ずっと聴いてたのでしばらく聴いてなくても歌詞もしっかり覚えてたし、その世界を今日もじっくり見ることができてよかったなあ。

そして後攻は高鈴となりました。女性Vo,男性Gtの2人組。1曲歌ってみたところでちょっと声が出てなくて、最終的にフロアの真ん中で生音ライブとなりました。今日は黄砂がすごかったもんな、この時期にそうなるとは思えないし仕方ないか。
声のほうは意外と高音域が出てたものの中音から低音にかけてがかなり揺れてて、割と繊細さが要求されるだろう彼らの世界を出すにはやっぱり厳しかった印象です。今日はかなり残念だったけどそれで彼らの世界がなくなるわけじゃないし、また今度はしっかりそれを見せてくれるよね。