image 2月上旬は毎年「フリージアとショコラ」という女性ヴォーカルを集めたイベントが各地で行われるのですが、今年はなぜか1回も行ってなくて。そんななかでこの時期にそのイベントがあると聞き、「今年もやっぱり行っておこうか」となったのでした。
「ちょっと遅れそうだなあ」という時間に着いたものの、入ったときにちょうどはじまりました。よかった、ってことは全部見られるな。

山田エリザベス良子
ギター弾き語り。「私はZARDになりたい」って言ってました、まあ言いたいことはわかったけどさ。
意外と長い間見ていて、ここまでまったくぶれてないんよね。たぶん全部知らない曲だったのに、それでも彼女の世界がしっかりと見えていたもん。個人的にファルセットを使ったミュージカルのような雰囲気はあんまり合わないところもあるんだけど、それでもこれだけ「ぶれてない」のはすごいことだなあ、なんて思いながら聴いていました。

結城リナ
ギター弾き語り。しまった、変に情報入れて失敗だったかも。
中島みゆきのような歌いかたで、ただメロディーなのか声なのか「もう少し歌いこなしてほしいなあ」なんて思う場面もちらほらあったり。ただ、「二十歳のときに作った曲から3曲続けてやさぐれていく」パートがあって、なんか1曲目のほうがしっくりきたように思えて。これなあ、彼女の経歴を見たから言えるのかもなあって思うと「知らなければどう思っただろう」ってのはかなり引っかかってます。意外と「かわいい」曲のほうが合うかも、ってそれ自体が願望なのかもしれないけど。

SEINA
Voで、サポートにGt,Pf,カホン。そだな、やっぱり「やりたいことはわかった」ってところだなあ。
なんとなく喉の調子がよくなさそうなことを言いつつ、可もなく不可もなくな印象だったかなあ。近藤夏子あたりに近そうで、もう少し声に力か勢いが出ればだいぶおもしろくなりそうな予感がしたかな。そういえば最後の曲は歌物語っぽかったかも、確かに「アニソンっぽい」ところもあるのかも。

おおたえみり
ピアノ弾き語り。いつ以来だろうと思って調べてみたらほぼ5年ぶりみたいで、彼女がメジャーにいた期間はまったく見てないってことですね。
やっぱり「ディズニーのミュージカルみたいだ」と思いながら聴いてたのですが、なんて言うんだろう、洋風の端正な顔立ちにその曲とか声とかがうまくはまってたように見えたんだ。その意味でメジャーが呼んだのも納得したし、その世界をステージでもっと引き出せればまだまだできるように思いました。